猫の葬儀にはどれくらいの費用がかかる? 納得のできるお別れのために知っておこう

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愛猫を手厚く葬りたい…そんな飼い主のニーズをくんでか、最近は民間のペット葬儀業者が増えています。

けれど、葬儀の内容や手配方法、費用などわからないことだらけですよね。

今回はそんなペット葬儀についてご紹介します。

ペット葬儀って具体的に何をしてくれるの?

ペット葬儀の代表的な内容は次のとおりです。

立会葬

遺体とともに飼い主家族が火葬場に同行し、最期のお別れの後、火葬・収骨まで立ち会う。 その後は墓地や納骨堂へ納骨するか、もしくは骨壺を自宅に持ち帰るかを選択。

個別葬

スタッフが自宅へ訪問し遺体を引き取って、ペット単体で火葬。 火葬が終わると収骨して墓地や納骨堂に納骨するか、骨壺を自宅に届けてもらうかを選択。

合同葬

専門スタッフが訪問し遺体を引き取るのところまでは個別層と同じ。 その後は複数のペットを合同で火葬し、合同墓地へ埋葬される。

各スタイルの違い

詳細は業者によって異なりますが、おおまかにみると上記の3タイプが一般的です。

立会葬は、猫のおもちゃやお花をいっしょに火葬したり、お骨上げをしたりと、いわゆる「お葬式」のスタイルで最後まで見届けることができます

個別葬と合同葬は、自宅でお別れするので同行はできません。 ほかにも、スタッフが自宅へ訪問し、設備の整った専用車両で遺体を火葬する移動火葬タイプがあります。

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葬儀にかかる費用

現実問題として、葬儀にかかる費用は気になるところです。

実際は土地や業者によるので一概には言えませんが、猫であれば葬儀費用1万~4万円が相場でしょう。 立会葬よりも合同葬の方が安価になります。また、位牌作成や散骨などの有料オプションもあります。

さらに、納骨を希望する場合は別途納骨費用が必要です。 個別埋葬、合同埋葬、納骨堂に安置かなどのプランがあるので、事前に確認しておきましょう。

ペット葬儀業者の探し方

ペット葬儀業者は数多く存在するので、ネットで検索すればたくさんの葬儀会社が見つかります。 お住まいの地名をキーワードに入れて検索してみてもいいでしょう。

やはり、私もネットで探しました。 いくつか気になる業者を見つけて、公式サイトをすみずみまで読み、口コミをチェック。

さらに候補を絞って、最終的には問い合わせ時の電話応対が好感触だった葬儀会社に決めました。 それが功を奏したのか、評判通りの親切な業者さんにお願いすることができて満足しています。

他にも、ペットを見送った経験のある友人・知人にアドバイスを求めたり、 お世話になった動物病院やトリミングサロンで葬儀について尋ねてみるのもいいでしょう。

いずれにしろ愛猫の旅立ちを任せるのだから、ヘタな業者にはお願いしたくないですよね。

どうしても予算が厳しい…そんなときは

民間のペット葬儀業者に頼みたくても、それが難しい状況もありえます。

そんなときは、お住まいの自治体に相談をしてください。数千円程度で火葬をしてくれるはずです。 ただし、遺体を有料ゴミとして扱って一般焼却するなど、ペットをモノ扱いをする自治体が多いので注意が必要です

逆に、民間業者ほどではないにしろ、返骨に応じるなど比較的丁寧な対応をしてくれる自治体もあります。

必ず事前にお住まいの自治体に詳細を確認してください。

最後に

どんなに覚悟をしたつもりでも、いざ猫が亡くなれば飼い主は大きなショックを受けて茫然とするものです。 何も手につかず、それこそ葬儀のことなんて調べる気力がない…なんて可能性も。

そんな状況を思うと、辛い作業ではありますが葬儀について事前に情報収集しておくことは大切です。

葬儀は愛猫との最後の想い出づくりの場。 最後の想い出が後悔だらけにならないように、たくさんの情報を得て様々な選択肢を用意しておいてくださいね。

ゆかり子

ゆかり子

投稿者プロフィール

犬猫を見ては「尊い…」と拝む兼業ライター。
もっぱら愛犬2匹に貢ぐ毎日。愛猫が大往生を遂げて以来、猫雑貨を手にレジに立つ回数が増えたことが悩みのタネ。
犬猫混在の多頭飼い経験がムダに豊富なので、記事に生かせればと思います。
@yukarikonekoでまったり呟き中です。

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