ミニチュアダックスは、もともと猟犬として飼われていた犬です。
そのため、他の犬に比べて賢く、比較的しつけしやすい犬種と言われています。
しかし、小さいうちからきちんとしつけておかないと意味がありません。
そこで、今回は特にミニチュアダックスのしつけで悩んでいる方が多い「無駄吠え」「噛み癖」に対するしつけについて、ご紹介していきます!
無駄吠えに対するしつけ方法
ミニチュアダックスは、猟犬ということもあり他の犬種に比べて、より自分の意志を吠えることで相手に伝えようとします。
そのため、必要となってくるのが吠える必要がないということを教えることになります。
では、具体的にはどのようにすれば、吠える必要がないと教えることができるのでしょうか?
お散歩など、外にいる時の無駄吠え
外にいるときに他の犬や人に対して吠えてしまったら、その場で必ず目を見てダメと叱ることが大切です。
また、事前に吠えそうだなと飼い主側が予測できた時は、おやつやおもちゃなどを使って犬の気をそむけて吠えないような環境にし、吠えずにすんだ場合に思い切りほめてあげます。
これらを繰り返すことで、「吠えると怒られる。吠えなかったら怒られなかったから、吠えないほうがいいのか」としつけることができます。
家の中で、ご飯やゲージの外に出すよう要求して吠える
家の中で、自分の要求を満たすために吠えている場合は、完全に無視をすることが大切となります。
無視をしたらかわいそうだし、ずっと吠えさせているのはご近所にも迷惑だと思われるかもしれませんが、吠えることで要求を満たしてしまうと、「こうすれば自分の要求が満たされる」と思ってしまい、さらに無駄吠えが増えてしまいます。
吠え始めたら完全に無視をし、吠えなくなったら要求をかなえてあげるようにすることで、「吠えなくてもご主人は要求をかなえてくれる」ということを理解してくれます。
噛み癖に対するしつけ方法
小さい子供と同様に、犬自身は遊んでいるつもりで噛んでいても、力の加減ができないために思わぬケガになってしまう恐れがある「噛み癖」。
人間や他の犬に対して噛んだ場合は、下あごから口を押えて、目をにらみつけながら厳しくしかることが大切です。
この時、上から押さえてしまうと鼻をふさぎやすく、苦しさから暴れてしまう可能性があるため、必ず下あごから押さえるようにしてください。
口を押えられると暴れてしまう犬もいるので、まず仰向けにしてから口を押えて叱ることも有効です。
目をにらむことで主従関係をはっきりさせ、厳しくしかることで「これはやってはいけないことなんだ」ということを理解するようになります。
まとめ
ミニチュアダックスとともに毎日楽しく過ごすために。
この2つは必ずしつけておきたい事柄です。
しつけは小さければ小さいほど良いといわれています。
「今はまだ大丈夫」と思っていても、成犬になってからでは学習するのにも時間がかかり、お互い苦労することになります。
ぜひ、今日からしつけをしてみてくださいね。