犬 VS 猫! 喧嘩を始めた時の対処法は?
犬と猫が同居すると、大抵はつかず離れずの距離を保ちながら生活をすることになります。
けれど、一つ屋根の下にいるからこそ喧嘩になることも…そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
喧嘩をするきっかけは?
構われたがり愛されたがりの犬と、基本は放っておいて欲しい気まぐれな猫。
そんな正反対な二匹が同居するのだから、些細な事から喧嘩に発展することだってあり得ますよね。
喧嘩のキッカケは色々考えられます。
ありがちなのは、遊びたくてちょっかいをかけてくる犬に対して、猫が「ウザい!」と腹をたてるパターンです。
他に、食事の邪魔をされたとか、尻尾を踏まれたとか、おもちゃを取られたとか、単に虫の居所が悪いだけという可能性も……。
喧嘩をしないのが一番ですが、現実はそうもいきません。となれば、どれだけ被害が大きくならないようにするかが重要になります。
仁義なき戦い勃発! そんな時飼い主は?
犬と猫の喧嘩が始まっても、私は基本的には静観していました。
吠えたり毛を逆立てたりして威嚇しあうものの、実際は甘噛みや猫パンチの応酬くらいで、お互いに手加減しているのがわかったからです。
そうやってちょっと激しくじゃれついているうちに、どちらかが飽きて事態が収束するというのが我が家の日常でした。
ただし、手加減をしているからと油断せずに、最後まで状況を見守る必要はあります。 体格差による思わぬ事故や、いつしか本気になって攻撃をする可能性は捨て切れません。
喧嘩が収まるまでは、ヒヤヒヤしながら目を光らせて、決して万が一の事態がないようにしましょう。
仲裁に効く?オススメの小技
ちょっと今回の喧嘩は激しいな、長引くなーなんて時に使うと有効(かもしれない)技を紹介します。 少なくとも我が家では効果がありました。
犬と猫の名前を呼びながら、「どうしたの?」「おいで」などやさしく呼びかける
“名前を呼ぶ”のと、”やさしく”というところがポイントです。
飼い主に名前を呼ばれるというのは、何か精神安定剤のような効果があるのでしょうか。
呼びかけるうちに落ち着きを取り戻し、「呼んだ?」「呼ばれた?」という具合に意識が逸れて収まることがよくありました。
犬の届かない場所に猫の避難場所を作る
猫のほうが飽きっぽく、犬の相手を面倒くさがる傾向にあるようです。
そこで、猫が高いところに避難さえできれば、手出しのできない犬は諦めますし、猫だって落ち着きます。
喧嘩うんぬんはさておいても、猫の避難場所はいくつか作っておきましょう。
絶対に相手と関わる必要のないスペースがあるのとないのでは、お互いのストレスのかかり方が段違いです。
まとめ
人間同士でも険悪になることはあります。 犬と猫も同じで、いつだって良好な関係をキープできるとは限りません。
ただ、人間と違うところもあります。犬と猫は、喧嘩の後にはケロッと全てを忘れて、後に引きずらないんです。
そこは彼らから学ぶべき点かもしれません。
ちなみにうちのワンコ1号(穏やかマン)は、オヤツを横取りされるとめったにない怒り方をします。 食べ物の恨みが怖いのは、人も動物も同じなんですね。