愛犬がドッグランに行っても他の犬のように走らないのはなぜ?
近年ドッグランの需要が増えており、公園やサービスエリアなど様々な場所でドッグランを見かけるようになりました。
気軽に立ち寄れる事から、犬を飼っている方は一度は利用した事があるのではないでしょうか?
今回は、ドッグランで他の犬とうまく馴染めないとお悩みの方へ原因と対策をまとめました。
走らない理由アレコレ
人(犬)見知り
知らない人や犬と接する事が苦手な犬は、ドッグランで初めて会った犬とどうやって遊べばいいのかわからない可能性があります。
これは子犬の時の社会化が不十分であったと考えられ、成犬になってから治すのはとても大変です。
他の犬と関わる方法がわからず、固まって動かなくなったり時には周りの犬を威嚇してしまう事もあります。
このような性格の犬にとって他の犬と関わる事はストレスが溜まる原因となるため、あまりドッグランは向いていないかもしれません。
仲良しの友達犬を作ったり、散歩などで少しずつ犬見知り、人見知りを克服してからドッグランに挑戦してみましょう。
慣れない場所で緊張する
人や犬の事が大好きな犬も、ドッグランに慣れていないとすぐに他の犬と遊ぶ事は出来ないでしょう。
どうしたらいいのかわからず固まったり、ソワソワ落ち着かず歩き回ったりと不安な様子が見られる事が多いです。
また、はじめは飼い主さんに助けを求めたり、帰りたいという仕草を見せるかもしれません。
この場合は環境に慣らす事が一番手っ取り早く、効果的です。
積極的にドッグランへ連れて行き、ここは楽しい場所だと覚えてもらいましょう。
顔馴染みの犬を増やす事もお勧めです。
楽しく過ごしてもらうには
他の犬と接する事が苦手な犬は、先客がいない時間を狙って行きましょう。
他の犬や人がいなければストレスも溜まらず、きっとリラックスして過ごす事ができます。
運動が目的であれば、飼い主さんが一緒に走ってあげたりおもちゃを持ち込んで遊んであげる事もお勧めです。
ひとつ大切なのは、ドッグランで走る事を全ての犬が楽しいと感じるわけではないという事です。
他の犬と関わりが少なくても、一人で地面のにおいを嗅いで探検する事がその犬にとってのリフレッシュかもしれません。
走る事だけを意識せず、愛犬が楽しめる方法は何かをしっかり考えてあげましょう。
まとめ
ドッグ”ランといっても、走り回るだけが楽しみ方ではありません。
一人でゆっくり過ごす事、他の犬と出会って仲良くなる事などみんな様々な目的を持ってドッグランを訪れています。
人間も物事の楽しみ方は十人十色、それは犬も同じです。
愛犬が望む過ごし方を尊重してあげましょう。