愛犬が特定の家族にだけ吠える理由は? 普段の生活から見直してみよう!
愛犬に吠えられたらびっくりしますし、何故だろうと理由が気になるでしょう。
それが他の人には吠えず、自分だけに吠えてきたとしたら尚更ショックです。
なぜ特定の人にだけ吠えるのか、一つ一つ理由を考えていきましょう。
嫌な事をされた
過去に嫌な思いをした事があり、警戒して吠えているケースです。
故意ではなくとも、犬に痛い思いや怖い思いをさせるとそれがトラウマとして残っている可能性があります。
身に覚えがない場合でも、日頃の行動が乱暴だったり声を荒げてしまう事はありませんか?
直接犬に対して危害を加えていなくても、犬は恐怖を感じているかもしれません。
大きな声が怖いのであれば控え、乱暴な動きに驚いているならなるべく抑えましょう。
何か大きなトラウマを抱えている場合は時間をかけて慣らしていくしかありません。
一緒にいても嫌な思いをしない時間が増えていけば徐々に慣れていくでしょう。
普段あまり顔を合わせない
普段一緒にいる時間が少ない場合、まだ心を開く事が出来ない相手だと認識しているかもしれません。
人見知りな犬は特に知らない人に対して警戒心をあらわにしますので、慣れるまで少し時間がかかってしまいます。
警戒している犬に対して土足で踏み込むと逆効果ですし、身を守るためこちらに敵意を向けてくる可能性もあります。
こちらも時間をかけて少しずつ慣らしていくことが大切です。
一度覚えた顔は忘れませんので、何度か顔を合わせて徐々に打ち解けていきましょう。
苦手な風貌をしている
たとえばメガネをかけている人、声の低い男性など相手の特徴的な部分に対して苦手意識を持っている可能性があります。
小さな子供が苦手という犬が意外と多く、こちらは大きな声で騒がれ嫌な思いをした事で、家族だけでなく子供全体が苦手になっているケースです。
風貌の違いについては、メガネをかけていても悪い人ではないと覚えてもらうか家の中ではメガネを外すかで解決します。
声の低さは変えられませんが、犬に対して柔らかい声色で接すればだんだん苦手意識はなくなっていくでしょう。
子供に対しては、まず子供に犬の扱い方を覚えてもらう事が一番です。
適切な接し方をすれば犬も徐々に慣れてくれますし、何より生き物と接することは子供が成長する上でとても大切な教育になります。

By: Sara Cimino
まとめ
犬が吠える時には必ず理由があります。
人に対して吠える時は、警戒しているか何かを要求しているかのどちらかである可能性が極めて高いです。
なぜ吠えているのかな?と考え、吠える原因を取り除く事で犬も人間も気持ち良く生活する事ができるでしょう。