犬は新しく生まれた赤ちゃんに嫉妬をするの!?
犬が赤ちゃんの面倒を見てくれる。
それは、これから子供が生まれてくる夫婦にとって憧れのシーンの一つではないでしょうか?
私自身、将来はこんな感じで面倒を見てもらいたいなぁなんて思っちゃってます(笑)
しかし、実際には赤ちゃんに対して犬が嫉妬してしまう、なんてことがあるんです!
なぜ、犬は赤ちゃんに対して嫉妬してしまうのでしょうか?
あとから来た赤ちゃんに、飼い主さんをとられたと勘違い!?
犬にとって、飼い主さんは大好きな存在です。そして、赤ちゃんは「自分よりも後からきた新参者」という認識です。
赤ちゃんは何かと世話を必要とします。その様子を、自分以上に飼い主さんにかまってもらっていると勘違いしてしまい、「なんで新参者の方をかまうんだよ!?飼い主さんをボクからとったな!!」と犬が嫉妬してしまうのです。
それが故に「ほら、ボクも手がこんなにかかるんだよ。かまってよ!」とアピールするために、それまで失敗しなかったトイレをわざと失敗したり、無駄に吠えたりするなどして、なんとかかまってもらおうとアピールしてきます。
犬を赤ちゃんに対して嫉妬させないためのポイント
では、犬を赤ちゃんに対して嫉妬させないためには、どういったことに注意すればよいのでしょうか?
出産の前後で犬を他所へ預けない
出産前後は入院期間や里帰りなどで長期間奥さんがいないため、犬を他所へ預ける方がいらっしゃいますが、これはできる限り避けてください。
なぜなら、犬にとっては他所に預けられるということに対してストレスがたまりますし、帰ってきたときに赤ちゃんという新参者がいることで、さらにストレスが溜まってしまうのです。
また、「帰ってきたら、ボクの敷地に新たなやつが挨拶もなしでやってきた」と思ってしまい、犬が赤ちゃんに嫉妬しやすくなってしまいます。
そのため、できる限り他所に預けずに毎日を過ごすようにしてあげてください。
犬にも愛情を向ける
新生児の赤ちゃんはつきっきりでお世話をしてあげなくてはいけない存在ですが、少しでもいいので犬にも愛情を向けてあげることが大切です。
なでなでしてあげる時間を作ったり、一緒にお散歩に行ったり。
そうすることで、「ボクも愛してくれてるんだね」と犬が安心することができ、赤ちゃんに対しても攻撃的な視線を向けることは少なくなってくるでしょう。
無理に赤ちゃんと犬を一緒にしない
「少しでも仲良くなってもらおう」と赤ちゃんと犬を無理やり一緒にすることもよくありません。犬にとっては「なんだよお前!」となってしまい、思わぬ事故にもつながりかねません。
オススメなのは、犬と赤ちゃんの部屋を別々にするか、せめて仕切りをつけて自由に出入りすることができないようにすることです。
そうすることで、犬が自分の領地を赤ちゃんに取られたと思いにくくなります。
もし、赤ちゃんと犬を一緒にするならば、必ず飼い主さんがそばにいてお互いの仲裁をしてあげることが大切です。
赤ちゃんを下に見るのは一時のみ
犬が赤ちゃんに嫉妬する理由の一つに、自分よりも赤ちゃんが小さい存在だからということもあります。
そのため、身体が自分よりも大きくなると、自然と赤ちゃんを下に見ることがなくなり、少しずつ家族感覚となっていきます。
なるべく嫉妬させないように対応することも大切ですが、一方で「嫉妬をしているのも今だけ」と割り切って対応してあげることも大切です。
まとめ
犬は常に、飼い主さんに対してかまってもらいたいという願望があります。
赤ちゃんが生まれても、今まで通り犬のことも大好きだということを伝えてあげるようにしてください。
そうすることで、犬も自然と赤ちゃんのことを家族の一員として認めてくれるようになりますよ。
うまく関係を築くことができたら、犬のほうからこんなお手伝いをしてくれるかも!??