犬がしっぽを追いかけてぐるぐるとまわっているとき。
「目が回らないのかな?」「何か不安なのかな?」と心配になってしまいますよね。
そこで、犬がしっぽを追いかける理由とその対策方法を、ご紹介していきます!
原因その1 「気晴らし」
特に幼犬や、何かを追うのが好きな犬種の場合に多くみられる原因です。
自分のしっぽを「おもちゃ」と勘違いして、しっぽを追いかけてしまっているのです。
この場合は、「自分のしっぽ」と認識していないために、かみついてしまい、傷つけてしまう恐れがあります。
そのため、遊べるおもちゃを用意してあげることで追いかける回数は減るはずです。
原因その2「注目を得たい」
しっぽを追いかけていると、名前を読んだり、声をかけていませんか?
何回もそういったことが続くと、犬が「こうすると飼い主さんが声をかけてくれる!」と学習してしまい、注目を得たい時に犬がしっぽを追いかけることがあります。
この場合は、しっぽを追いかけている場面を見てもあえて無視することが大切です。
そうすることで、「これをしても注目してくれない」と学習し、自然とやらなくなるでしょう。
原因その3「不快感がある」
犬の肛門周囲が赤くただれていたり、しっぽにゴミなどが付着しているとき。
犬はしっぽを追いかけることで不快感を取り除こうとします。
ごみが付着しているなど、すぐに解決できるときは速やかに取り除いてあげることで解消します。
肛門周囲が赤くただてれていたり、おしりの部分に皮膚炎などを見つけたら、すぐに獣医の診察を受け、適切な処置を受けましょう。
放置しておくと、症状が悪化し長引く恐れがあります。
原因その4「ストレス」
犬がしっぽを追いかけているときの一番の原因は、この「ストレス」と言われています。
自分の思い通りにいかなかったり、どうすればいいのかわからないとき。
犬は自分のたまったストレスを少しでも解消するために、しっぽを追いかけてしまうのです。
犬のわがままをすべて効くわけにはいきませんが、もしストレスが原因なのならば、
一緒に遊んであげたり、一匹で過ごす時間を減らすなどの対策が必要です。
最後に
いかがでしたか?
「しっぽを追いかける」という行為一つでも、これだけの原因が考えられるんです。
原因がどれかを確かめるためには、よく観察してあげることが大切です。
「しっぽを追いかける」ようになってしまったら、いつも以上に飼い犬に時間を割き、より多くの時間を一緒に過ごすようにしてください。
もし原因が「気晴らし」や「注目を得たい」だったら、それだけでしっぽを追いかけなくなるかもしれませんよ。