犬を飼う責任の一つとして、考えなくてはいけないのが「去勢」です。
それでは、実際に去勢費用はどれくらいかかるのでしょうか?
そして、時間はどれくらいかかるのでしょうか??
去勢の大まかな費用:オス
オスの場合、去勢手術は「精巣の摘出」という形で行われます。
犬の精巣は体外にあるため、メスに比べて比較的負担は少ないです。
そのため、去勢手術を日帰りで行っているところも多いことから、手術費用も1~3万円ほどで行っているところが多いです。
我が家の男の子の去勢手術をした際は、手術時すでに1歳を超えており、念のため1泊入院したため、去勢手術費用はすべて合わせて約2万5千円でした。
去勢手術の場合は、病気による手術ではないため、動物保険に入っていても全額自己負担となりますので注意してください。
去勢の大まかな費用:メス
メスの場合、去勢手術は「卵巣と子宮の摘出」という形で行われます。
卵巣・子宮ともに体内にあるため、手術は開腹手術で行われます。
手術自体は1~2時間ほどで終わりますが、お腹を開いての手術のため、手術後は1~2日ほどの入院が必要となります。
そのため、手術費用は3~5万円と、オスに比べてやや高額となります。
我が家の女の子に去勢手術した際は、6歳と比較的高齢で手術したこともあり、すべて合わせて約5万円でした。
また、退院後も1週間は傷口に軟膏を塗布し、経過を注意して観察しました。
オス同様、メスの場合も去勢手術は病気による手術ではないため、動物保険に入っていても全額自己負担となります。
去勢手術に対する自治体の補助があるかどうか確認を!
全額自己負担となる去勢手術は、飼い主にとっても負担があるものです。
しかし、自治体の中には去勢手術の一部を補助してくれるところもあります。
私が現在住んでいる市でも、オス・メスそれぞれに数千円の補助を行っているとのことでした。
補助を受けるには、一定の基準や制限などがあることが多いため、去勢手術を考えている際は自分が住んでいる自治体で補助があるかどうかあらかじめ調べておくとよいでしょう。

By: Wonderlane
まとめ
去勢手術は保険適応外なこともあり、病院によってかなり費用に差があるといわれています。
そのため、手術を検討する際はぜひ一か所ではなく数件で相談をし、信頼できる病院で行うようにすると、その後のトラブルにならずに良いのではないでしょうか。
ぜひ、良い病院で、去勢手術を受けさせてあげてくださいね。