熱中症対策グッズで愛犬と快適に過ごそう!
夏は人間はもちろん犬にとっても熱中症のリスクが高まる非常に危険な季節です。
エアコンの使用はもちろんですが、その他にも様々な冷却グッズがあるのをご存知ですか?
冷却グッズをうまく利用して、快適に夏を過ごしましょう!
グッズ紹介
お散歩用ひんやりグッズ
お散歩は日中を避けて行う事はもちろんですが、朝や夕方であっても暑さ対策は必須です。
夏専用の服やバンダナを身に付ける事も暑さ対策の方法の一つです。
暑いのにわざわざ服を着せるなんて逆効果に感じますが、夏専用の服は着る事で涼しく感じるよう加工されています。
着せる前に水に濡らし着るだけでひんやり、また水分の気化熱で体にこもった熱を取ってくれるという商品です。
しっかりと絞ってから使用すれば犬の体も濡れにくく、乾いてしまったら再度濡らせば涼感が復活します。
湿気で雑菌が繁殖しないよう、使用したら毎日洗濯して清潔を保ちましょう。
他に保冷剤を入れるポケットが付いている服やバンダナもあり、こちらの方が効率よく冷却されます。
しかし、保冷剤の重みが小型犬には少し重過ぎる場合もあるため、重さをチェックした上で着用させましょう。
色々な商品を試して愛犬に合った商品を使用する事が大切です。
また、夏のお散歩で何より大切なのが水分補給です。
昔はペットボトルを持ち歩いていましたが、近年は持ち運びが便利な大きさのボトルに飲み口やボウルが備え付けられた犬専用の給水ボトルが人気です。
保冷効果のあるステンレス製や、飲み終わったらコンパクトに畳めるシリコン樹脂製の商品など様々なアイディア商品が販売されています。
飲み口の形状などでうまく飲めない犬もいますので、こちらも愛犬に合った商品を選んであげましょう。
快眠グッズ
熱帯夜で寝苦しいのは人間も犬も同じです。
特に犬は体の熱を発散する事が苦手なため、人間の目が届かない睡眠時こそしっかりと熱中症対策をしてあげる事が大切です。
まず、犬の定位置に冷感マットを敷いて涼しく感じるスペースを作ってあげましょう。
保冷剤や氷を入れて使用するあごまくらと併用してもいいかもしれません。
様々な素材を使用した冷感マットがあり、ジェルマットやアルミプレート、大理石プレートなどが人気の商品です。
しかし、アルミプレートや大理石プレートなど硬めの素材を好まない犬もいます。
そんなフカフカのベッドが好きな犬には、生地に接触冷感素材を使用したクールベッドがお勧めです。
触れるとほのかに冷たく感じる素材で、体を冷やし過ぎません。
暑がる場合はクッションの下に保冷剤を敷いてあげると冷却効果がアップし、より快適に過ごせます。
ハウスタイプもあり、普段使用しているベッドと同じタイプのものを設置してあげると安心して眠ることができるでしょう。
しかし、夏の夜は想像以上の気温になる事も多く、知らず知らずのうちにバテてしまう場合も少なくありません。
冷感グッズをうまく利用して心地よく眠れるよう配慮してあげましょう。
手作りしよう!
手作りグッズで冷感効果を得られるものもあります。
夏はペットボトルを凍らせたものをタオルでくるみハウスに入れてやるという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
更に体感温度を下げる方法として、冷気が下へ下がる性質を利用して屋根付きのサークルの上へペットボトルや保冷剤を置いてやるといった方法もあります。
ハウス内全体がひんやりとして快適に過ごせるでしょう。
ここで注意するのは、窓が少なめのケージを使用しない事です。
冷気も伝わりづらいですし、熱がこもりやすいため閉じ込めてしまうと熱中症のリスクが非常に高くなります。
通気性のよいサークルを準備してあげられるならば、お金をかけずすぐにでも実践できる方法ですので是非試してみて下さい。
他にも、バンダナの代わりに保冷剤をタオルでくるんだものを首に巻き付けても同様の効果がありますし、保冷剤とペットボトルだけでも飼い主さんのアイディア次第で何通りもの冷却グッズに早変わりします。
愛犬と一緒に様々な方法を試して快適に過ごせるよう工夫していきましょう。

By: Jörg Schubert
まとめ
近年記録的猛暑が続いており、今まで以上に暑さ対策をしっかり行う事が必要とされています。
紹介したグッズで冷感効果は得られますが、熱中症を予防するためにはエアコンでの温度管理とこれらのグッズを併用する事が大切です。
様々な対策で愛犬を熱中症から守りましょう。
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