子犬のおしっこ 平均的な回数はどれくらい?
子犬と生活していて、おしっこの回数が多いな~と思った事はありませんか?
病気なのか、それとも普通の事なのか?
子犬の間はちょっとした事が心配になりますよね。
一体子犬はどのくらいのペースで排泄をするのでしょうか?
どのくらいが普通?
子犬は成犬と比べてトイレの回数が多いのが普通です。
体が小さいうちは膀胱も小さく、おしっこをたくさん溜めておく事ができないため頻繁に外へ出す必要があるのです。
同じ理由でウンチも頻繁に出ますので、一度の量が少なくてもトイレシートはすぐに汚れてしまいます。
頻繁に掃除をし、清潔を保ってあげましょう。
ウンチは一日に5回ほど、おしっこの感覚は月齢+1時間と言われていますので、正常に排泄できているかの目安にしてみて下さい。
しつけの方法に気をつけよう
排泄の回数が多いという事はトイレトレーニングができるタイミングも多く訪れるという事です。
タイミングを逃さず効率よく教えられれば、とてもスムーズにトレーニングが行えるでしょう。
しかし、回数が多い分失敗した時の片付けも頻繁に行わなければなりません。
人間ですから、イライラする事もあるでしょうが、子犬に悪気はありませんのでグッと堪えましょう。
子犬が排泄自体をいけない事だと感じてしまうとトレーニングが進みませんし体にも悪いため、愛犬が勘違いしないよう注意しましょう。
排泄の回数から伺える病気に注意
頻繁に排泄する事が普通であるため気付きづらいですが、一時間以内に何度も排泄しようとするなどソワソワした様子が見られたら膀胱炎の可能性があります。
おしっこが白く濁ったり血が混じる場合もありますので、日頃からチェックする習慣をつけましょう。
逆に、膀胱炎でも排尿痛を伴うためおしっこを我慢してしまう場合があります。
このように子犬がおしっこをしなくなった場合は特に注意が必要で、腎臓がうまく働いていない可能性もあります。
この月齢での内蔵疾患は生まれつきの可能性が高く、体が小さいため治療もとても大変です。
また、幼くても尿管結石などの病気でおしっこの管が詰まってしまう事があります。
体が小さいために長時間おしっこを溜めておけないので、毒素が回るのも早く、すぐに危険な状態になってしまいます。
子犬の時期に体調を崩すと悪化しやすいため、少しでもおかしいと感じたらすぐに動物病院へ行きましょう。
まとめ
子犬が何回もおしっこをする事は当たり前の事で、逆に回数が少ない方が問題のようです。
おしっこには様々な病気のサインが隠れています。
病気の早期発見のためには飼い主さんが変化に気付けるよう知識を深めることが大切です。