春になると花粉症になやまされる人が多いですよね。花粉症も一種のアレルギーです。
人でのアレルギーといえば、花粉症や、甲殻類などの食べ物によるものが代表的ですよね。
眼が痒くなったり、喉がイガイガしたり、酷い人は呼吸障害が起こったりして危険な場合もあるようです。
そんなアレルギーですが、もちろん犬でもアレルギーをもっている犬がいます。
大切な愛犬をアレルギーから守るためには、どんな症状があるのか、どんなアレルゲンがあるのかを知ることが大切ですよね。
犬のアレルギー症状とは
犬のアレルギー症状には、皮膚の痒みやくしゃみ、充血、鼻水といった人と同じような症状があります。
症状の出るタイプには2種類あり、アレルゲンに触れてすぐに症状が現れる即時型(そくじがた)と、アレルゲンに触れて24~48時間後に症状が現れる遅延型(ちえんがた)があります。
どちらもアレルゲンを取り除いてあげると症状が軽くなります。
アレルゲンにはどんなものがあるのか
犬のアレルゲンには様々なものがあります。食べ物やハウスダスト、花粉はもちろん、寄生虫であるノミやダニ、そして感染症の予防のための混合ワクチンにもアレルギー反応を示す犬もなかにはいます。
予防のために接種している混合ワクチンにアレルギーをもっているなんてなんだか不思議ですよね。
混合ワクチンを打たないとお散歩にも行けないしどうしたらよいのでしょうか? 混合ワクチンのアレルギーは即時型が多いので、接種後一時間は安静にして様子をよく見てあげましょう。
アレルギー症状が出た場合にすぐ動物病院に行けるようになるべく夜の接種は避けた方がよいでしょう。
ワクチンアレルギーの症状には“ムーンフェイス”という顔がぱんぱんに腫れてまん丸になるものがあります。
このムーンフェイスがでた時はすぐに動物病院に行きましょう!症状を抑えるためにステロイドの注射をしたり度点滴をしてもらう必要があります。
ペットショップでワクチンを接種している仔犬を飼うときは、店員さんにワクチンアレルギーが出ていなかったか聞いておくのも大切です。
最後に
人の場合は自分が何のアレルギーなのかわかればそれを避けて生活していくことができますよね。
犬にはそれができません。愛犬を見ていて、アレルギーかな?と思ったらぜひ何のアレルギーかを調べてみてあげてください。
飼い主さんが避けてあげることで愛犬をアレルギーから守ってあげましょう!