さあ、そろそろシャンプーしようねー、とお風呂場に連れていくと、あらら、逃げちゃう、わたしの犬。 週一度のこのシャンプーを苦行と思ってるのかな?
でも、犬のシャンプーの頻度って本当はどれぐらいが一般的なんでしょうか?
季節によって、体質によって、それぞれ違いがあるのか、考えてみましょう。
季節と体質で頻度は変わる
一般的に、犬のシャンプーは、夏は月に二回、冬は月に一回でいいとされています。
犬の汗腺は肉球にあるため、皮膚で汗をかくわけではないので、人間のように汗をかいて汚れた、臭い、ということはないんです。
ただ、日本犬やパグのように、独特の匂いを放つ犬種がいます。 室内飼育で、それがどうしても我慢できない場合は、平均頻度を考えずにシャンプーしてもいいでしょう。
だからといって、週に二度も三度も、とか、毎日入ろう!はやり過ぎですよ。
また、犬にも乾燥肌のタイプがいますので、被毛がパサついたりフケが出やすかったり乾燥肌と診断された犬は、やはりシャンプーの頻度は少な目にして下さい。
シャンプーの予定はないのに汚れてしまった
雨の中土砂降りのお散歩、泥もはねて犬も泥だらけ。 でも、これが毎日続いていると、毎日シャンプーさせているわけにもいきませんね。
そういう時には、基本的にはお湯で絞ったタオルで充分に綺麗に拭き、ドライヤーで乾かしてやることだけで構いません。 ただ、あまりに汚れてしまっている場合は、水を使わないドライシャンプーが販売されているので、それを使うといいでしょう。
雨の時ではなくても、犬が土の上を喜んで転げまわった、そんな時のために、玄関にいつも濡れタオルを用意して、帰ったらすぐに拭いてやれるようにしましょう。
犬も、体を手入れされてから家に上がらなくちゃいけないと認識するしつけのひとつになりますよ。

By: Kristine Paulus
まとめ
犬のシャンプーは、飼い主さんの感覚で、「あ、汚れてきたな」「臭くなってきたな」と感じた時に洗う程度でもいいのですが、洗いすぎても放置しすぎても皮膚のトラブルを呼びます。
洗いすぎてイナバの白兎になってしまっても、放っておきすぎて悪臭を放っても困りますから、月に一度か二度のシャンプーで気持ち良く過ごせるようにしましょうね。