「小さな妖精」と呼ばれて世界中から愛されているシンガプーラ。
しかし、まだまだ知名度が低いので「どんな猫種なのか詳しく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなシンガプーラのしつけ方や性格を徹底解説して、魅力を存分にお伝えしていきたいと思います!
シンガプーラってどんな猫?
シンガプーラの最大の特徴といえば、その小さな見た目です。
一般的な猫種の場合、オスの成猫の平均体重は3~5キロ程度だといわれています。
それに対して、シンガプーラのオスの成猫の平均体重は、2.7~3.5キロ程度。
こうしてみてみると、結構な体格さがあることがわかりますよね!
そんなシンガプーラは、もともとはシンガポールで生まれた猫種で、その小さな体を活かして、下水溝でねずみを取って暮らしていたといわれています。
シンガプーラの性格
シンガプーラはもともとねずみを取って暮らしていたので、イエネコになった今でも好奇心は旺盛!
遊び好きで、どんなものにでも興味を示します。
甘えん坊な性格でもあり、狩りごっこをして遊ぶのがとても好きなので、飼い主さんとは遊びを通してスキンシップをはかることができます。
また、体が小さいため、警戒心も他の猫種よりも強いという特徴もあります。
些細な物音や大きな声などに神経質になる子も多いもの。
なので、飼育するときは静かな環境でまったりとできるようにしてあげましょう。
できれば、小さなお子さんがいない家庭の方がおすすめです。
シンガプーラのしつけ方
シンガプーラは、とっても神経質な性格。
突然のお客さんの訪問にストレスを溜めてしまう子も多いので、玄関のチャイムが鳴った時点でパニックになってしまうという子には来客中は他の部屋で遊んでいてもらいましょう。
そうした臆病な性格なので、多頭飼いをせずに1匹でのびのびと過ごさせてあげるとよいです。
その際は、運動不足にならないように飼い主さんが遊びの相手をしてあげることが大切になってきます。
また、他の猫種よりも寒さに弱いのも熱い地域に住んでいたシンガプーラならではの特徴です。
なので、冬はエアコンやこたつなどを使用して、体をきちんと温めてあげるようにしましょう。
まとめ
シンガプーラは他の猫種よりもストレスを感じやすく、時には「ストレス性疾患」を発症してしまうこともあります。
甘えん坊な性格だからこそ、飼い主さんに構ってもらえない日が続くとストレスを感じて病気になってしまう場合も。
そうしたことを避けるためにも、十分な遊びでこまめにメンタル面のケアをしてあげましょう。
狭い場所が好きなシンガプーラには、トンネル型のおもちゃを使って遊んであげるのもおすすめです。
ぜひこれを参考に、世界最小の猫の魅力を思いっきり堪能されてみてくださいね。