アビシニアンといえば野性味のある外見や敏捷な動きが特徴の猫ですよね。
しかし「アビシニアンは凶暴」だという噂もあり、飼うのを迷っている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんなアビシニアンについての正しい知識をお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アビシニアンってどんな猫?
アビシニアンはこのような「ティッキング」という光沢のある美しい被毛が特徴の猫で、肌触りもバツグンです!
毛の色はルディ、レッド・ブルー、フォーンの4種類に分かれます。
中でもブルーとフォーンは後から認められたこともあり、アビシニアンの中でも少ない毛色だといわれています。
そのスリムなシルエットからツンデレっぽくて、ワイルドな性格の猫だと誤解されやすい品種なのです。
性格
そのワイルドな見た目とは裏腹に、人間が大好きでとってもフレンドリーな性格をしているのもアビシニアンの魅力です。
飼い主さんのことも大切に思ってくれ、飼い主さんの後をついて歩くような子も多いといわれています。
特にアビシニアンのオスは甘えん坊で、飼い主さんにスリスリしながら甘えてくる子もいます。
また、犬のような猫といわれるほど遊ぶのが大好きなのもアビシニアンの特徴です。
ボールを投げれば取ってきてくれたりする子も多いので、猫とたくさん触れ合いたいと思っている方にはぴったりの品種です。
凶暴って噂は!?
その見た目からよく誤解をされますが、アビシニアンは凶暴な猫ではありません。
ただし、運動量が多いので遊ぶが不十分だとやんちゃになったり、部屋を荒らしたりします。
そうした場合はリードをつけて散歩に連れていったり、キャットタワーで上下運動をさせるなどの対策をとって満足させてあげることで落ち着いてくれます。
毎日きちんと十分な運動をさせていれば、ストレスも溜まりにくくなり長寿にもつながりますよ。
注意すること
アビシニアンは非常に頭がよく、物分かりがいいのでしつけをするのも楽な猫だといわれています。
飼い主さんが名前を呼ぶと鳴いてきちんと返事をするのもアビシニアンの特徴です。
だからといって、名前を呼ぶだけ呼んでなにもご褒美をあげないということを繰り返していると「返事をしてもいいことがない」と猫は学習します。
そうすると、飼い主さんが名前を呼んでも反応をしてくれなくなってしまうので気を付けるようにしましょう。
まとめ
野性味あふれる印象のアビシニアンも愛情をもってきちんと接すれば、ちゃんとした信頼関係を築くことができます。
見た目で判断せずに、本当の性格をしっかり知っておけば様々な対処ができるようにもなります。
ぜひ、これを機にとっても美しいアビシニアンをおうちに迎えられてみてはいかがでしょうか。