お金持ちが飼っているイメージの強いペルシャ猫はどことなく高貴なイメージがありますよね。
ペルシャ猫といえば、美しい長い毛も大きな魅力のひとつで「一度は飼ってみたい!」と思う方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のためにペルシャ猫の性格やしつけを詳しくお教え致しますので、ぜひご覧くださいね。
ペルシャってどんな猫なの?
ペルシャ猫は、このように気品があふれた長毛の猫です。
その美しい見た目から「猫の王様」という別名があるほど、知名度も人気度も高い品種です。
「ピーク・フェイス」と呼ばれる鼻ぺちゃの顔が世界的に人気を博しているのもペルシャの特徴のひとつだといわれています。
また、交配のためにもよく使われる品種で「ヒマラヤン」や「エキゾチックショートヘア」などを生み出すために交配されることも多いです。
性格
ペルシャはほとんど鳴かない猫といわれているので、小さい子供がいるおうちやアパートやマンションなどの集合住宅の方にもオススメの品種です。
鳴いてもとて小さい声なので、発情期などでもうるさく感じません。
運動量もあまり多くないので一緒に遊ぶよりはまったりとマイペースに可愛がりたいという方に向いており、初心者でも飼いやすい猫です。
また、ペルシャ猫は優しくておっとりした性格で飼い主さんの言うことをきちんと聞いてくれます。
従順なのでしつけもしやすく、可愛がりやすいタイプの猫です。
しかし、その反面ペルシャ猫にはマイペースな一面もありますので可愛いからといって構いすぎるとストレスを感じてしまうことがあるので要注意。
気を付けること
ペルシャ猫は非常に毛が長いので自分のグルーミングだけでは毛の手入れが十分にできません。
そのため、最低でも一日に一回は必ずブラッシングをしてあげるようにしましょう。
また、ペルシャ猫は鼻ぺちゃゆえに「流涙症」という病気にかかりやすいといわれています。
流涙症とは目から涙が盛んに流れる病気のことで涙やけを引き起こすこともあります
こうした症状を放置しておくと、角膜の病気も引き起こされる可能性が高いので早めに病院に連れていくことが大切です。
また、「多発性嚢胞腎」という遺伝性の腎臓の病気にもかかりやすく、この病気は一度発症してしまうと完治させることは難しいといわれているものなのであらかじめ病気について知識を得ておく必要があります。
最後に
上品で愛らしいイメージのあるペルシャ猫にはこのように飼う前にしっかり知っておきたい病気があります。
いち早く病気に気づくためには日頃からこまめに飼い猫の目や鼻の状態をチェックしておくことが大切です。
とても性格の優しいペルシャ猫はおうちに迎えればかけがえのないパートナーになってくれるに違いありません。
だからこそ、飼う前にしっかりとペルシャ猫の特徴を理解してあげるようにしましょうね。