人によって猫の好みの毛色は異なりますよね。
しかし、中には毛の色によって性格も違ってくるのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は猫の毛色と性格についてくわしくまとめてみましたので、ぜひ飼い猫と照らし合わせながらご覧ください。
黒猫
黒猫はファンが多く、一度飼うと黒猫の魅力に引き込まれる飼い主さんも少なくないといわれています。
頭がよくて賢いので、飼い主さんの気持ちをくみ取りながら行動してくれる子が多いです。
甘えん坊な面もあり、多頭飼いだと一匹になった途端に飼い主さんにスリスリしてくるなんていう子も。
哲学者のように物事をじっくり考えるため、繊細な心を持っているのも黒猫の特徴です。
また、神経質な一面もあるので食べ物や猫砂などといった生活用品に対するこだわりが強い子も多いといわれています。
面倒見がよく、ほかの猫とも仲良くできる子がほとんどなので多頭飼いに向いています。
グレーorブラックスモーク
ロシアンブルーなどが代表的のグレー色の猫は美しい毛並みが魅力です。
穏やかな性格の子が多いので、人とも猫ともうまくコミュニケーションをとってくれます。
性格は黒と白の中間くらいで寛大な反面、少々内気なところも。
ストレートな相性表現を苦手に思う子が多いので、こっそり隠れて飼い主さんをじっとみつめて愛を送っている…なんていう子も多いです。
頑固な一面を持っており、自分の意志は曲げないというところがみられるのもグレー猫の特徴です。
白猫
見る人を魅了する真っ白な毛並みが特徴の白猫は、賢くて高貴な性格の子が多いのも特徴です。
基本的にクールで、飼い主さんにベタベタすることはあまりないといわれており、猫との距離を保ちつつ、マイペースに暮らしたいという方にぴったりです。
まれにいる甘えん坊な白猫は、依存心が強く飼い主さんを困らせることも…。
神経質で繊細な性格でもあるので、メンタル面をしっかりとフォローしてあげることが大切です。
黒×白のハチワレ猫
よく見かけるハチワレ猫はワイルドっぽい見た目とは裏腹に、温和で人懐っこい性格をしています。
主にハチワレさんは「とても賢い」か「おっちょこちょい」のどちらかに分かれるといわれています。
ゆっくりと抱かせてくれない子もおり、何度も膝に乗ったり下りたりを繰り返すことも。
冒険は嫌いな内弁慶なので、警戒心が強く用心深いのも特徴です。
その反面、活発で遊び好きな面も持っているので遊びを通してコミュニケーションをするとより飼い主さんとの仲が深まります。
三毛猫
三毛猫はほとんどがメスなので、猫らしい性格の子が多いといわれています。
お嬢様気質で、気が強く、ミステリアスな性格なのでそのツンデレ感がくせになる人も多いです。
三毛猫でも2パターンの性格に分かれ、ぶちに縞がない子はかなりのお嬢様気質で、ぶちに縞がある子は少しお転婆で扱いやすい性格です。
また、三毛猫は他の猫よりも母性本能が強いので、一度受け入れたら身を削ってまで守り通すという優しい性格なのも特徴だといわれています。
茶トラ
猫界でも人気があり、里親もすぐに見つかりやすいと言われるのも茶トラの特徴。
ほとんどがオスなので、活発で甘えん坊な性格の子が多いです。
優しくて、少し天然な面も兼ね備えているので飼い主さんを笑顔にしてくれること間違いなし。
臆病な性格の子も多いので、あまり怖がらせないように気を付けてあげることが大切です。
スリスリベタベタして甘えてくるので、猫を飼ったらとことん可愛がりたいという方にぴったり。
キジトラ
雑種の中でも多いといわれるキジトラは2パターンの性格に分かれます。
1つは「警戒心が強くて、野生的」なタイプ。
野性味が強いので、周りの猫に対しても敵対心が強く慎重派だといわれています。
もう1つは「甘えん坊」タイプ。
一度飼い主さんに心を許したら、たちまちベタベタゴロゴロの猫に大変身する子も。
どちらも活発な性格なので、お家の中でもしっかりと運動させてあげることが大切です。
サビ
黒と赤の毛がベッコウ模様のように入り混じったサビ猫は、里親が決まりにくい猫といわれています。
しかし、サビ猫はとても穏やかで優しい猫だといわれています。
ほとんどがメスですが、三毛猫よりも気が強くないのも特徴のひとつ。
自己主張をあまりしないので、初心者でも飼いやすいといわれています。
また体が丈夫だというメリットも持っているので、飼い猫には長生きしてほしいと願う方にぴったりです。
温和な性格の子が多いですが、やきもちを焼きやすいので一度ジェラシーを感じるとなかなか機嫌をもどしてくれない…なんていうことも。
まとめ
猫の毛色によって性格は違いますが、一番大切なのはやはり飼い主さんの愛情です。
愛情のかけ方により、猫の性格が変わってくることももちろんありますのでお家に迎えた際にはたくさんかわいがってあげましょう。
猫も大切な家族の一員です。
「思った性格じゃなかったから」などという自分勝手な意思で捨てることがないよう、命を大切に守ってあげてくださいね。