キジトラといえば、野良猫でもよく見かける猫なので、一度は目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
野生のイリオモテヤマネコを思い出させるようなワイルドさもたまらなく愛らしいですよね!
今回はそんなキジトラ猫の性格について詳しくお教え致しますので、飼いたいなと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
キジトラってどんな柄?
このようにこげ茶色のトラ模様をしている猫をキジトラといいます。
全身にかけて縞模様の黒い線が入っているのもキジトラの特徴です。
アメリカンショートヘアーよりも縞模様が不規則でまだらなのもポイント。
ところどころ途切れていたり、濃淡があったりと猫によっても柄に個体差があります。
キジトラの性格は2種類に分かれる!
とにかく飼い主さん大好きな甘えん坊タイプ
人間が大好きで警戒心がなく、ベタベタスリスリが大好きなのがこのタイプです。
飼い主さんの後をついて歩くのはもちろん、膝にのったり抱っこされたりと拘束されるのもあまり嫌がらないのが特徴です。
人見知りをあまりしないので初めての人にも慣れやすく、お客さんも喜んで迎えてくれます。
お腹を見せてゴロンと横になるなど、人間の使いもうまいのがポイントです。
野性味が強いやんちゃタイプ
猫の先祖であるイリオモテヤマネコの血を特に強く受け継いでいるキジトラにはやんちゃなタイプもいます。
遊ぶことが大好きで、他の猫や人と遊びたがります。
このタイプの子は遊べないと強いストレスを溜めてしまうので必ず1日に数分間、おもちゃで遊んであげてください。
気が強く、警戒心が強いのでなかなか人に心を開きませんが、一度心を許すとベタベタな甘えん坊になるのもこのタイプならではです。
うまくお付き合いしていく秘訣
他の毛色の猫よりも野性味が強い子が多いので、キャットタワーやキャットウォークなどを設置して運動ができる環境を整えてあげるのも大切です。
また、飼い主さんへ甘えたいと思っている子も多い傾向があるので、十分甘えさせてあげる時間をつくるようにしましょう。
多頭飼いをしているところは特に、1日に何時間かは飼い主さんを独り占めできる時間を与えてあげるように心がけると猫も満足してくれます。
しかし、小さい頃から可愛がりすぎると「分離不安症」になり、飼い主さんの姿が見えないと泣き喚いたり、粗相をしたりとメンタル面が不安定になってしまうことがあります。
子猫の時からほどよい距離感を意識して猫と関わっていくことが大切ですよ。
まとめ
キジトラは慣れてくれれば、飼い主さんに愛嬌を振りまいてくれる可愛らしい猫です。
また、雑種の猫は近親交配などの心配がないので、体が丈夫なのも魅力のひとつです。
ぜひこれを機に可愛らしいキジトラ猫についてもっと詳しくなってみてはいかがでしょうか。