犬を飼う上で必ず必要な作業のひとつに毎日の散歩があります。
しかし、飼い主さんの体調や仕事の都合により散歩に連れて行けない日もあるでしょう。
犬の散歩はどのくらいの頻度で行くべきなのでしょうか?
散歩が必要な理由とともにまとめました。
散歩のメリットは
心身の健康のため
散歩を行う事は愛犬にとって、また飼い主さんにとっても大切な作業です。
まず、外に出て過ごす事は犬にとって気分転換になり、ストレス解消の効果があると言われています。
人間も太陽の光に当たると気持ちがいいものですよね。
犬も同じで、お日様の光を浴び外の風に当たり、また地面を匂って歩いたりと自由な時間を過ごす事でリフレッシュができます。
人間でも健康のために散歩をするという方がいるように、散歩は身体的、精神的な健康を維持するうえでとても大切な事なのです。
これは室内犬だけではなく屋外で飼育している場合も同じで、いつも庭にリードで繋がれているとストレスが溜まってしまいます。
同じ外でも家の敷地外を歩かせてあげる事が気分転換になりますので、できるだけ毎日連れて行ってあげましょう。
お利口に過ごせるようしつけを行う事ももちろん大切ですが、常にトレーニングを行う体制でいると犬も疲れてしまいます。
時には自由に羽を伸ばす時間を作り、身も心もリラックスさせてあげましょう。
トレーニングとして
社会化のトレーニングとしても散歩は大切です。
外の世界で知らない人や犬と接する方法を学んだり、車や電車の音など家の中であまり聞く事のない音に慣らすといった社会化を行う事ができるからです。
また、飼い主さんと一緒に歩く事でリードを引っ張らない事、歩幅を合わせて歩く事を教えるいい機会にもなります。
しつけを通して飼い主さんと愛犬との絆も深まるでしょう。
愛犬と一緒の時間を多く作るという意味でも、散歩はとても大切にするべき時間なのです。
散歩は絶対に必要?
このように散歩には様々なメリットがありますので、健康のためにも極力連れて行く事をお勧めします。
しかし、嫌がっている犬を無理やり連れて行くのは逆効果です。
ストレスを解消してリフレッシュするべき場所で、逆にストレスが溜まってしまうようでは連れて行く意味がありません。
なぜ外を嫌がるのか絶対に理由があるはずですので、まずはその原因を取り除きましょう。
どうしても嫌がる場合は庭に出してあげたり、室内でも日当たりのいい場所で過ごさせてあげるだけでも気分転換になります。
まとめ
散歩は健康維持のためだけではなく、外に出る事で家庭犬が生きていくために必要な事をたくさん学ぶ事ができるという事がわかりました。
飼い主さんとのコミュニケーションにも役立ち、絆が深まることで愛犬の事がもっともっと可愛く思えるでしょう。
普段通り慣れている道も、愛犬と一緒に歩くとまた新しい発見があるかもしれませんね。