多頭飼いにあたり、心配なことの一つが「トイレはどうするか」ということです。
犬ごとに新たにトイレは設置すべきなのでしょうか?
それとも、一つで大丈夫なのでしょうか??
我が家の場合
我が家の場合、トイレについて悩むことはありませんでした。
なぜなら、「単純に2つトイレを置く場所がなかった」からです。
多頭飼いを始めた時に住んでいた場所は、人用のトイレが広く、犬のトイレも一緒におくことができました。
当時仕事にて長時間家に帰れないこともあったため、「トイレは大きい方がいいかな」と思い、1頭飼いのころから「ダブル用」の大きなトイレを利用していました。
そのため、2頭飼いを決意したときも「新たに置く場所もないし、そのままでいいか」と思い、そのまま1つのトイレを2頭で使わせるようにしました。
最初は後住犬がトイレそのものになれずに間違えてしまったこともありましたが、トイレトレーニングを重ねることで問題なくトイレができるようになりました。
2つトイレを用意しておいた場合に起こったこと
多頭飼いをするにあたり、あらかじめ新しいトイレを用意した方もいらっしゃいます。
そうすると、それぞれのトイレを使うようになりましたが、かえってペットシートを交換する回数が増えてしまい、経済的にも負担が増えただけでなく、トイレ掃除も2つしなくてはいけなくなったため面倒とのことでした。
そのため、「用意するんじゃなかった」と言われていました。
トイレは1つでも問題なし。でも…
確かに、トイレが1つのほうが掃除の手間もありませんし、ペットシートの負担も少なくなります。
しかし、多頭飼いで一つのトイレを使う際には、おしっこの異常があった際にどちらがしたかわかりにくいという欠点もあります。
そのため、腎臓に障害があったり、高齢にて身体の異常の早期発見をしたい場合には、あえてトイレを二つにわけたほうが管理がしやすいといえます。
おもちゃなど、犬の用具について
トイレ以外にも、多頭飼いをするにあたって心配なのが、「必要な物品をわけるべきか」という問題です。
犬は人間に比べて「自分のものだ」という意識が低く、犬のおもちゃなどはほとんどが共有できます。
ただし、一緒に一つのものを遊ぶというよりはそれぞれのおもちゃを一匹で遊ぶといった方が正しいです。
ボールなどは投げてあげると二匹で同時に走りだし、一匹がとったらもう一匹は何も持たずに帰ってくるといった感じになります。
そのため、「あえてそれぞれの分を用意する」というよりも、「たくさんのおもちゃの種類を一個ずつ用意してあげる」ほうがよいでしょう。
まとめ
一般的に、多頭飼いをしてる方のほとんどが「トイレは共同で使っている」とのことでした。
しかし、一方で体調管理がしにくいといったデメリットも存在します。
メリットとデメリットを比較し、飼い主さんにとって、何より犬にとってよい選択をしてあげてください。