よく食べ、よく遊ぶやんちゃな子猫時代はとってもかわいいものです。
しかし、まだまだ小さい体なので飼い主さんの心配も山積みなのではないでしょうか。
特にトイレは猫にとってとてもデリケートな問題です。
今回は、子猫の排泄回数について詳しくお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてください。
一般的な子猫の排泄回数は?
成猫に比べてたくさんのエネルギーが必要な分、食事も多くなるので子猫のうちは大人の時期に比べると排泄回数が多めなのが特徴です。
特に排便が多く、1日に2~4回ほどが一般的な回数だと言われています。
また、排便が多いのに対し、排尿回数が少ないのも子猫の時期ならではです。
少ない子は1日に1回するだけの子もいますが、ちゃんと毎日でていれば心配ありません。
普段との違いが分かるように、ノートなどに排便と排尿回数をチェックしておけば、異変にすぐ気づけますし、獣医さんに説明もしやすいのでオススメです。
病気の心配がある場合は?
逆におしっこの量が多いと注意が必要です。
何度も何度も尿をしていたり、水を頻繁に欲しがる場合は腎臓に障害が出ている可能性があるので速やかに病院でみてもらってください。
特にオスはメスよりもおしっこの病気にかかりやすいので注意が必要です。
また、おしっこがまったく出ていない場合も危険です。
尿毒症の可能性がありますので、元気がなくぐったりしていたり、食欲不振の場合はすぐに獣医さんに相談してください。
下痢が見られる場合は要注意
猫の便はコロコロと固まっているのが普通です。
ですので、下痢をしているだけで、体に何らかの異常があると言えます。
カレーのような軟便の場合は、2日ほど様子をみてみて硬くなるようでしたら心配ありませんが、水下痢の場合はすぐに病院でみてもらいましょう。
水下痢が続くと、水分が足りなくなるので、水を欲しがります。
しかし、それによって余計に水下痢が悪化してしまい、悪循環に陥ってしまいます。
子猫は体力がなく、容体が急変しやすいので、少しの油断が命に関わる場合が多いです。
ストレスとトイレの関係
猫が粗相したり、排泄をきちんとしない場合はストレスが原因の時があります。
慣れない環境の中、緊張している証拠なので少しでもリラックスできるように、子猫専用にペット用ベッドや一人でも遊べるおもちゃなどを用意してあげましょう。
危険な場所でないということがわかれば、心を開いてくれるので、飼い主さんもトイレのしつけがしやすくなりますよ。
まとめ
猫は繊細な生き物です。
特に母猫と離れてしまったばかりの子猫は見るものすべて初めてのものが多いので、不安感も強くなりがちです。
お世話をしながら飼い主さんがこまめに健康状態をチェックすることで母親代わりをしてあげましょう。
また、どんな異変にも対応できるように猫についての知識を日頃から蓄えておくことも大切です。