成長期の子猫は体調が急変しやすいので、飼い主さんも注意が必要ですよね。
特に、食べさせているのに子猫の体重が増えないと不安になってしまいます。
今回は、子猫の体重について詳しくまとめてみましたでの、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子猫の平均的な体重増加量ってどのくらいなの?
子猫は1歳まで体重が増え続けるのが一般的です。
生後3ヶ月で1~1.5キロ、4ヶ月で約2キロ、8ヶ月頃で3~3.5キロほどになります。
もちろん性別や骨格によっても個体差があります。
ですから、目安として1週間に1度体重測定をすることがオススメです。
1週間ごとに順調に体重が増えていれば、健康に問題がないといえます。
子猫の体重が増えない原因
ご飯を与えているのに体重が増えない場合は内臓がしっかりと機能していない可能性があります。
下痢や嘔吐を伴う場合は、脱水症状を引き起こす場合があるので早めに病院につれていきましょう。
一般的に子猫ならば体重が増えていくはずなので、減るということは子猫の体にとってもよくありません。
場合によっては命を落としてしまうこともあるので飼い主さんは十分注意してあげましょう。
食事の際に気を付けること
子猫は胃が小さいので一気に食事を食べることができません。
ですから、ご飯をあげるときは1日数回に分けて、子猫が欲しがるだけ与えてあげるようにしましょう。
子猫は運動量が多いのでその分、食べるご飯の量も多くなります。
なので、欲しがるだけ与えても太る心配はありません。
体が弱く、自力で食べることができない子は飼い主さんが強制的にご飯を与えてあげることが大切です。
スポイドやシリンジに離乳食やミルクを入れて、口の端から流し込んであげましょう。
口を強制的に開けて、ウェットフードを上あごにつけるようにして食べさえてあげるのも効果的な方法です。
与える食事は猫が好んで食べやすいように、においの強いものを選ぶのがオススメです。
離乳食のあげ方でお悩みの方はこちらも合わせてお読みください。
最後に
子猫の中にはもともと虚弱体質の子もいて、そんな子はご飯を食べるのを拒否することがあります。
ほっておけばいつか食べるだろうという安易な考えは、猫の命を奪います。
たくさんの栄養を必要とする子猫の時期は、食欲不振が命取りになりますので自力で食べられない場合は飼い主さんがしっかりとフォローしてあげることが必要になってきます。
大切な小さな命を守るためにも日々の体重測定に注目しつつ、健康管理をしっかりとしてあげましょうね。