捨て猫などは特に、保護した時に目から目やにがでている場合が多いと思います。
指で取ろうとしてもなかなかうまく取れず、苦労した飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな猫の目やにの取り方を詳しくお教え致しますので、ぜひおうちで実践してみてください。
具体的な方法
このようにティッシュを人肌程度のぬるま湯で濡らして、軽く絞り目元を拭きます。
指で無理やり目やにを取ろうとすると、傷つけてしまう場合もあるので、濡れティッシュに頼ったほうが猫にとっても安全です。
また、指だと嫌がる子もティッシュだと短時間ですむので我慢してくれる子も多いです。
この時、ティッシュを水で濡らしてしまうと冷たすぎるので猫がびっくりしてしまう可能性があるので気を付けてください。
また、アルコール成分のあるウェットティッシュも猫の目に害を及ぼしたり、自分自身の手についたときに猫が舐めてしまうなどの危険があるので使用しないようにしてください。
なかなかとれない時はどうしたらいいの?
固まってしまった目やにはなかなか取れてくれないことも多いです。
そんな時は、濡れティッシュを少し目やにがついている部分に置いて、水分を染み込ませて柔らかくします。
その後に、指の爪を使ってゆっくりとってあげるようにしてください。
固まった目やにの場合は特に、最初から爪で無理にはがそうとすると、出血してしまう場合もあり、猫にとって嫌な記憶として残ってしまいます。
猫は嫌なことはずっと覚えているものなので、一度でも痛い思いをすると目やにをとらせてくれなくなるので気を付けてください。
目やににも種類がある
猫の目からでている目やにが、緑色や黄色の時は細菌感染している場合があります。
酷くなると、目にも異常が現れるので涙を流して痛がる子もいます。
正常な猫の目やには黒っぽかったり、茶色っぽかったりしますのでパッと見ただけで違いが分かります。
子猫がかかりやすい猫風邪も目やにが症状として現れるので、目やにの色に注意しながらお世話をしてくださいね。

By: Joseph SARDIN
まとめ
目やにも本来ならば、母猫がグルーミングをすることでケアしてあげるものです。
子猫のうちは飼い主さんは母猫になった気分でお世話をしてあげましょう。
たかが目やにと思い、放置しておくと結膜炎を引き起こしたりして、最悪の場合失明してしまうこともあるので、油断せずに毎日愛猫をじっくり観察してあげるように心がけてください。