生後2週間 まだまだ赤ちゃん子猫の育て方
生まれて間もない子猫を育てたいけれど、どうお世話をしていいのか分からない。
そんな飼い主さんも多いのではないでしょうか。
子猫は成猫よりも抵抗力が弱いので注意しなければいけないことがたくさんあります。
今回は生後2週間の子猫の育て方について詳しくお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
生後2週間ってどんな時期?
生後2週間の子猫はまだまだ赤ちゃんです。
確かにこのようにすごく愛らしいですが、色々とお世話をしてあげる必要がある時期になります。
例えば、この時期の子猫は自分で食べたり、飲んだりすることができません。
ですので、飼い主さんが母猫代わりになってお世話をしてあげる必要があります。
まだ、目も見えず、足をばたつかせて泳ぐように歩くというのもこの時期ならではの特徴です。
しかし、この時期から育てあげれば、飼い主さんを母親だと思ってよく懐いてくれる子に育ちやすいです。
ご飯はミルクを用意しよう
生後2週間の子猫は、まだ離乳していないのでキャットフードを食べることができません。
そのため、飼い主さんが4時間置きくらいの間隔でミルクを飲ませてあげる必要があります。
成猫のように容器にミルクを入れておいても子猫の場合は上手に飲めません。
スポイトやシリンジでミルクを子猫の口に直接入れてあげる必要があります。
その際、仰向けでミルクを与えずに猫が4本足で立っている状態のまま、与えるようにしましょう。
人間の子供に与えるように仰向けで与えると、喉にミルクがつまって窒息してしまう危険があります。
詳しくはこちらの記事でミルクの与え方を確認してみてくださいね。
排泄を手伝ってあげよう
生後2週間の子猫は自分で排泄をすることができません。
自然界では母猫が子猫のお尻を舐めて排泄を促してあげるからです。
その役目を飼い主さんがやってあげましょう。
ティッシュをぬるま湯で濡らして猫のお尻を軽くふきます。
こうすることで、肛門が刺激されるので排泄物が出るようになります。
注意するポイントは必ずティッシュはぬるま湯で濡らすということです。
冷たい水で濡らすと、肛門にあたった時に子猫がビックリしたり、不快に感じてしまいます。
体温が下がらないように注意しよう
子猫は体が弱いので、低体温になってしまうと命に関わります。
子猫の体を温めるためには、ペットボトルをうまく活用しましょう。
ペットボトルの中にお湯をいれてタオルで巻きます。
タオルを巻くことで、猫が低温やけどをするのを防ぎます。
他にも湯たんぽを使ったり、毛布の下にカイロを貼って寒さ対策をしてあげるのも効果的です。
特に気温の下がる夜は体調を崩しやすいので注意してあげてくださいね。
まとめ
生後2週間の子猫はまだなにも自分でできない赤ちゃんです。
そのため飼い主さんがしてあげなければならないことが多くなります。
飼い主さんにとって負担がかかってしまいますが、子猫の時期だからこそ見られる可愛い姿や表情があります。
そしてこの時期から育まれた信頼関係は、とても固いものです。
大変こともありますが、母猫になったつもりで子猫を育てあげてくださいね。