好奇心旺盛! 生後3ヶ月の子猫の育て方
生後3ヶ月も経つと、いろいろなことが一人でできるようになってきます。
しかし、とはいってもまだまだ子供なので飼い主さんが気を付けてあげなければならないこともたくさんあります。
今回は、生後3ヶ月目の子猫の育て方について、詳しくお教え致しますので、ぜひご家庭で参考にしてみてくださいね。
生後3ヶ月ってどのくらい大きさなの?
平均的には、このくらいの大きさになります。
この時期の子猫は一気に大きくなりますので個体差が大きいですが、よく食べ、よく遊んで、体調に変わった点が見られなければ多少の小ささは気にしなくても大丈夫です。
生後3ヶ月まではなにげない異変も見逃さないように、注意深くお世話をすることが子猫の命を守ることにも繋がります。
ドライフードに切り替える
離乳食やウェットフードを食べてる子はドライフードに切り替えてあげましょう。
切り替えるときは、いきなりドライフードをあげても食べないことが多かったり、お腹を壊してしまう危険もあるので、いつも食べているご飯にドライフードを少しずづ混ぜていきましょう。
最初は1/4ほどドライフードに変えるところから始めていき、猫の体調と食いつきを見ながら徐々に移行していきましょう。
どうしても食べないようであれば、ドライフードをお湯でふやかして柔らかくしてあげることで、まずはドライフードに味に慣れさせることから始めてみてもOKです。
ドライフードに変える理由として、以下の事があげられます。
歯石によるお口の病気を防ぐ
ウェットフードは味は美味しいのですが、ドライフードよりも歯石が溜まりやすいのが難点です。
歯石が溜まることにより、口内炎を発症しやすくなります。
猫の口内炎は、人間とは違い、完治することはなく命に関わる場合もあります。
重症化すると頬に穴が開いてしまったりして、手術が必要になる場合もあります。
そういったことを防ぐためにも、ドライフードへの切り替えが大切なのです。
顎の力を強くする
ドライフードは硬いので、猫はよく噛んで食べます。
これにより、顎の噛む力を鍛えることができます。
噛む力を鍛えることは、同時に歯も強くできるということにも繋がります。
ウェットフードばかり食べていた猫は、シニアになると歯が余計にもろくなるので抜けてしまったりして食事をとれないという状況にもつながってしまいます。
年をとっても健康で長生きしてもらえるようにするには、まず食事をしっかり摂取してもらうのが一番ですので、そのために日頃から噛む力を鍛えておくことが大切です。
2回目のワクチン接種
1回目のワクチンから1ヶ月経った時期に、2回目のワクチンを行いましょう。
ワクチンは1回打っただけでは意味がないものなので、きちんと2回目も接種するようにしましょう。
まれにワクチンの副作用で具合がわるくなる子がいるので、接種後30分は病院の近くで様子を見たほうが安心です。
オス、メスの区別ができるようになる
オスは睾丸が目で確認できるようになるので、性別の区別が見た目で分かるようになります。
まれに、片方の睾丸しかないオスもいますが、その際は去勢手術の時にお腹の中にあるもう片方の睾丸を取り出す手術も同時に行う必要があります。
まとめ
生後3ヶ月までは特の大事な体作りの期間なので、あげるご飯も栄養価の高いプレミアムフードを与えるようにしましょう。
この時期にケチって安いご飯ばかりを与えていると、体の弱い猫になってしまい、病院通いが多くなる可能性があります。
また、子猫の場合は1日に3~4回に分けてご飯をあたえてあげましょう。
子猫はよく動き、カロリー消費が多いので、欲しがるだけご飯を与えてあげても大丈夫ですよ。
日に日に成長していく姿は、なんとも可愛いものですよね。
かけがえのない命を飼い主さんの手で大切に守ってあげてくださいね。