ペットショップなどでは大人しくケースやケージの中に入ってくつろいでいる子を見かけますよね。
果たして子猫にとてケージ飼いは幸せなのでしょうか?
今回は、子猫のケージ飼いとストレスについて詳しくご説明いたしますね。
ケージ飼いはストレスなの?
一般的に子猫は生後1ヶ月半をすぎ、自分で歩き出せるようになると周りのものに興味深々になってきます。
そのときにケージの中だと好きなように歩きまわれないのでストレスに感じる子が多いです。
個体差がありますので、中には大人しく入ってくれる子もいますがその場合も鳴かないだけでストレスを溜めていないとは言いにくいです。
まれに、小さい頃からペットショップでケージ生活をしていた子の場合は、おうちに迎えてもケージの中でくつろいでくれることがあります。
ケージの選び方
猫は広さよりも高さを重視しやすい生き物なので、段差があって2階や3階までいけるような大きめのケージがオススメです。
高さがあるものを購入すれば、子猫の時期だけでなく成猫になってからもケージに入ることができるので、日常の危険な場面から猫を守ることができます。
例えば、窓を開けて洗濯物を取り込む数分の間、ケージの中にいてもらえば脱走も防げますし、飼い主さんも作業がしやすくなりストレスフリーになれます。
また、数分ケージに入れる際も、快適にすごしてもらえるようにいろいろと工夫をしましょう。
このように、ケージの中にトイレ、飲み水、ご飯は最低限確保しておくと万が一のときも安心です。
「ケージ=楽しい場所」と思ってもらえるように、おもちゃなどを用意してもOKですよ。
こんな様子がみられたら出してほしいサイン
大きな声で泣き喚く
子猫が大きな声で泣き始めたら、ケージから出たいと訴えているサインです。
「ニャー」というよりも「ワオーン」という鳴き声で飼い主さんを呼ぶのもポイントです。
ソワソワし始める
落ち着いてケージの中にいるときはリラックスしている証拠です。
反対に、ソワソワ動き始めたり、ケージの網目から手を出したりする時はストレスが溜まっているサインですので、速やかにだしてあげましょう。
飼い主さんをじっと見つめている
普段あまり鳴かない子は目で出してほしいと訴える場合もあります。
どこに飼い主さんが移動しても、じっとみつめていたり、目をそらさない場合はケージの中が嫌だと訴えている可能性が高いので注意して観察してあげてください。
最後に
子猫は特にやんちゃなので、家事や仕事の邪魔をされイライラすることもあると思います。
そんなときに、ケージの中で長い間過ごしてもらう方も多いかもしれませんが、猫にとってはもしかしたらストレスになっているかもしれません。
飼い主さんが大好きで構ってほしいからこそ、いたずらもするしちょっかいもかけたくなるのが猫という生き物です。
猫の愛を感じることで、やんちゃな部分も受け入れて、飼い主さんも楽しみながら過ごせるとよいですね。