子猫の下痢や嘔吐の原因と対策について
猫は人間に比べて吐きやすい動物です。
毛づくろいのあとに毛玉を吐くことは猫にとって生理現象の一つですが、子猫で吐いたり下痢をしたりするということはなにか問題があることが多いです。
よく食べてよく寝て、食べたものをほとんど吸収しておおきくなっていく子猫の時期の下痢や嘔吐の原因として考えられることにはなにがあるのでしょうか?
子猫の下痢や嘔吐の原因と対策についてまとめてみました。
飼い主さんや環境が原因のこともある!?
子猫でも特に生後まもなく母乳やミルクだけを飲んでいるときはウンチはややみどりがかった柔らかいものですが、こちらは特に問題はありません。母猫が子猫に母乳を与えている場合は嘔吐することもめったにありません。
しかし、人間が子猫に子猫用のミルクを哺乳瓶であげている場合には嘔吐をする子猫がいます。この場合は多くは飼い主さんのミルクの与え方に問題があることが多いようですので、不安な方は動物病院で正しいミルクの与え方を教えてもらいましょう!
子猫は環境の変化に特に敏感なので、急にフードを変えたり、トイレの砂を変えたりすることでストレスがかかり下痢や嘔吐が起こることもあります。他にも、人間が構いすぎることがストレスになる子猫も多くいますので、可愛くて遊びたくなる気持ちは我慢してゆっくり休ませてあげる時間を多くつくってあげましょう。
考えられる病気について
子猫の下痢や嘔吐の原因にウイルス感染や寄生虫感染なども考えられます。
免疫力の低い子猫のうちは特に感染症にかかりやすく、症状も成猫よりひどく出ることが多いです。感染症にかかっていて下痢や嘔吐をしている場合は他にも、食欲が落ちたり、元気が無くぐったりしていたり、発熱していたりすることがありますのでそういった全身状態もチェックしましょう。
感染症のなかでも特にウイルス感染にかかっているときは症状がひどく出ますので、なるべくはやめにというよりもすぐに動物病院へつれて行きましょう!放っておくとほんの数日で命をおとすこともあります!
下痢をしたときは、便を持って動物病院に行くことをオススメします。なるべく新鮮な便を持っていき検査をしてもらいましょう。
最後に
仔猫の下痢の治療には、抗生剤や整腸剤といったお薬の投与や病院での点滴が必要です。お家で毎日お薬を飲ませるのは大変なことです。難しければ、動物病院で正しいお薬の与え方を教わりましょう。
母猫の変わりは飼い主さんしかいません!毎日健康状態をチェックして健やかに過ごせるようにしてあげたいですね。