手間をかければ離乳食にもなる子猫用のドライフード。
成猫用となにが違うのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな子猫用のドライフードについて詳しくお教え致しますので、ぜひご覧くださいね。
子猫用ドライフードの特徴
粒が小さい
成猫用に比べて粒が小さめなのが子猫用ドライフードの特徴です。
粒が小さいので、乳歯が生えそろったばかりの生後2ヶ月くらいの子猫でも噛みやすいので安心して食べさせることができます。
プレミアムフードの中には、より粒の小さいドライフードがあるので、そういったものを与えるのもオススメです。
高カロリー
成猫に比べて運動量が多く、成長するために多くのカロリーやエネルギーを使う子猫のために高カロリーなドライフードが多いのも特徴です。
子猫うちはカロリー消費が激しいので、こういったドライフードがオススメですが、成猫になっても子猫用ドライフードを食べていると、カロリーが多いため肥満の原因になります。
生後1年を過ぎたら、成猫用のドライフードへ切り替えることが重要です。
子猫の時期は好き嫌いが決まる大事な時期
子猫のうちに口にしなかったものは、大人になってからも口にせず、欲しがりもしないと言われています。
これを利用して人間にものを食べないようにしつけるものいいですし、逆にいろいろなドライフードを食べさせて味に慣れさせるのもひとつの手です。
例えば、普段魚味が好きな猫に肉がメインのドライフードをあげることで、主成分が違うドライフードも食べてくれるようになります。
こうしておけば、将来シニア猫になり、療養食が必要になってしまった場合に役立ちます。
療養食はあまり種類がないため、好き嫌いの多い子は嫌がって食べてくれないことがあるので、そういったことを避けるためにも子猫のうちから味に慣れさせておくとよいです。
ドライフードはどうやってあげればいいの?
お湯でドライフードの芯がなくなるまでふやかします。
生後1ヶ月ほどの赤ちゃん猫の場合は、ふやかしたドライフードをフォークなどでまぜてペースト状にすることでさらに食べやすくなります。
このようにある程度大きくなれば、少し硬めにふやかしたものでも食べてくれるようになります。
まとめ
ドライフードもメーカーによって主成分や栄養素が様々です。
パッケージの謳い文句を鵜呑みにしないで、裏面もしっかりみて本当に体に優しいものをあげるようにしてください。
また、毛玉対応用にドライフードもありますが、そういったものは成猫用子猫のうちは与えないように気を付けてくださいね。