これからの時期は新生活にも慣れてきて、心に余裕がでてくる時期ですね。
中には、実家でペットが飼えなかったので、新生活を機に猫を飼いたいと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、いざというときのことを考えると、一人暮らしではおうちに迎えるのを躊躇してしまう方もいると思います。
そんな方のために、今回は一人暮らしでも猫を上手に飼えるコツについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一人暮らしでの問題点は?
散歩の必要な犬に比べると、自由に部屋の中を歩いて運動してくれるので一人暮らしの方でも猫は飼いやすいと言われています。
しかし、いくつかの問題もあります。
仕事での出張
出張で自分が家にいない間は、猫のお世話をしてくれる人を探す必要があります。
数日であれば「自動給水器」や「自動給餌器」などで、ご飯をあげてトイレを多めに置いておくことで対処できます。
出張が長い場合はペットホテルや病院などに預けたり、信頼できる友達やペットシッターさんにお世話をお願いするのもひとつの方法です。
ペットホテルなどは、預ける際にワクチン接種証明書が必要になることがほとんどですので、あらかじめ打っておきましょう。
しかし、頻繁に出張がある場合は猫にとってもストレスを与えることになるので、飼うのをもう一度検討しなおしたほうがよいです。
年齢的な問題
生後3ヶ月未満の子猫は、体調が急変しやすく、ワクチンも接種し終わっていないため、預かってもらえないことが多いので要注意です。
また、シニア猫の場合は子猫や成猫よりも環境の変化に敏感なので、預けられることをよりストレスに感じてしまう子がほとんどです。
このように年齢による特徴もあるので、飼うときは十分配考慮してからお迎えするようにしてください。
病気の場合、仕事はどうするか
特に年をとると猫も病気にかかりやすくなります。
早急に治療が必要な事態のときに、仕事をどうするのかということも問題としてあげられます。
あらかじめ会社に断わって、同僚など周りの理解を得られる方ならば一人暮らしでも猫は飼いやすくなります。
最後に
捨て猫を保護したいという方もいると思いますが、大手の里親サイトでは一人暮らしの方への譲渡はしない方が多いのも事実です。
その理由としては、猫が病気になった時に時間を取りにくいことなどの他に虐待防止などといったこともあげられます。
少し偏見的な見方もありますが、実際に一人暮らしの猫飼い希望者が猫に虐待をするケースは多いのです。
しかし、基本的に譲渡前は保護主さんと逢って話す機会が設けられるので、その時に猫への気持ちを熱く語って相手に伝えることで譲ってもらえるようになることもあります。
このように一人暮らしの方でも周りに頼れる人や施設があれば、決して猫を飼うことは無理ではありません。
ぜひ適切な環境を整えてから、猫をお迎えすることを検討してみて下さいね。