見捨てられない! 保護したい野良猫を捕まえる方法とは?
おうちの周りなどに野良猫がいると、保護してあげたくなりますよね。
特に冬は寒さが厳しくなるので、お外で生活している猫にとっては辛い時期になってしまいます。
今回は野良猫を保護する方法を詳しくお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
野良猫の保護には捕獲器を!
野良猫を保護する方法として、一番確実で安全なのは「捕獲器」を使うことです。
ただし、捕獲器は個人での購入が難しいという問題があります。
そこで頼ってほしいのが身近な動物のボランティア団体や動物病院です。
こうしたところは捕獲器を持っていることが多いので、そうした方々と連携をとりながら、保護してあげたいと思っている野良猫を捕獲する事にチャレンジしてみましょう。
捕獲器とは
捕獲器にはさまざまなタイプのものがあります。
猫が入るとその重さで扉が閉まるものや、ぶら下がったご飯を食べようとすると扉が閉まるものなどがあります。
しかし、猫は犬に比べると体重が軽いので、犬用のものを使うと扉が閉まらないことがありますので注意しましょう。
おすすめは横長タイプのものを選ぶことです。
サイズが小さいと扉が閉まるときに猫のしっぽや足を挟んでしまう可能性があり、危険なので必ず余裕のあるサイズのものを選ぶようにしましょうね。
実際にチャレンジ!
まず、野良猫に毎日特定の場所でご飯を与えて餌付けをします。
その際、他の人からもご飯を貰っていると捕獲が失敗してしまうので、近所の人にエサやりをやめてもらうようにお願いすることも大切になってきます。
餌付けができ、野良猫が毎日特定の場所に現れるようになったら、1日だけご飯を抜きます。
すると、お腹がすいた野良猫は翌日も必ずご飯が貰える場所にあらわれるようになります。
そうしたらご飯を捕獲器の中に入れて、猫が食べている間に素早く捕獲を行いましょう。
少し可哀想に思うかもしれませんが、お外での過酷な生活から救うためにも頑張りましょうね!

By: Alberto ….
最後に
猫を捕獲というと、よいイメージを抱かない方もいるかもしれません。
しかし、飼い猫の平均寿命が伸びているのに対して、野良猫の平均寿命はわずか3年ほどだといわれています。
なぜかというと、多くの場合は子猫のうちに飢えと寒さで死んでしまい生きていけないからです。
特に冬の野良猫の暮らしは過酷で冬を越せないという猫も多いのが実情です。
こうした可哀想な猫を助け、増やさないように努力していることこそが、私たち人間にできる優しさなのではないでしょうか。