ソファーでの困った爪とぎ癖 飼い猫からソファーを守る方法
猫にとってかかせない行動である「爪とぎ」。
しかし、そんな爪とぎは時に飼い主さんの悩みの種にもなってしまいます。
例えばソファーで爪とぎをすることを好む飼い猫に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回はソファーを飼い猫の爪とぎから守る方法をお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ソファーを爪とぎから守るにはどうしたらいいの?
爪とぎ防止スプレーを使う
ペットショップなどで売られている「爪とぎ防止スプレー」はこんな時に役立てることができます。
飼い猫がよく爪とぎをするあたりに爪とぎ防止スプレーをかければ、違う場所で爪とぎをするようになります。
他にも、猫は柑橘系の匂いが苦手な子が多いので、ソファーに柑橘系の香りをかけるのもよい方法です。
その際は、アロマ成分などが入っていないものを選ぶようにしましょうね。
ソファーの場所を変える
ソファーのある場所が猫の縄張りの一部になっているので、ソファーを他の場所に移動させましょう。
そして、ソファーを置いていた場所には猫用の爪とぎを置いてあげましょう。
こうすることで、爪とぎがなわばり内に入るので、他の位置に移動させたソファーに興味をしめさなくなることもあります。
爪とぎの場所を増やす
ソファーなどの家具で爪とぎをするときは、部屋の中に爪とぎが足りないサインかもしれません。
理想は各部屋に1つの爪どきを置いておくことです。
猫によって好む爪とぎは違うので、材質や形などにも注意しながら選ぶようにしましょう。
例えば、立って研ぐのが好きな子にもポール型の爪とぎを、壁で研ぐのが好きな子には壁掛けタイプの爪とぎを与えるようにしましょう。
猫が気に入るものを見つけることで、家具への被害を抑えられるようになります。
爪切りをこまめにする
どうしてもやめない子には、爪切りをこまめに行うようにしましょう。
猫の爪に見られるピンク色のところには血管が通っているので、そこよりも手前を切るのがポイントです。
あまりにも暴れて切れない子はペットショップや獣医さんに爪切りをしてもらうのもひとつの方法です。
爪切りだけでありば平均的な相場は500円程度ですので、あまりお財布に響きません。
爪切りについては合わせてこちらの記事をお読みください。
まとめ
爪とぎをされるのが嫌だからといって爪抜きをする方が海外ではごくまれにいますが、爪抜きは猫にとって深刻なストレスを与えます。
痛みも伴い、他の問題行動を引き起こる原因にもなるので、絶対にやめてください。
飼い主さんも猫も快適に暮らせる環境になるまでは、根気がいるかもしれませんがお互いが気持ちよく暮らしていけるように頑張っていきましょう。