猫は家になれる生き物なので、なるべく慣れ親しんだおうちで生活をさせてあげたいと思うのが飼い主さんの親心ですよね。
しかし、とはいっても出張や旅行などのやむを得ない事情のために、愛猫をペットホテルに預けなければならないときもあると思います。
今回はそんな飼い主さんのために、ペットホテルに猫を預けるときに注意点を猫の気持ちを交えながら、詳しくご説明いたしますね。
ペットホテルに預けている間の様子
このようにペットホテルにいる間、多くの子はケージの中で生活をする場合が多いです。
そのため、ケージ野仲で生活した経験のない猫ちゃんにとってはより大きなストレスになります。
なので、少しでも猫がリラックスできるように飼い主さんのにおいのついた洋服や毛布などを預ける際にスタッフの方に渡すのがおすすめです。
置きエサが嫌だという方も、スタッフの方に申し出て細かなご飯のあげかたを伝えて、おうちと同じ生活リズムで過ごせるように気配りをしてあげるのも大切です。
ペットホテルで体調を崩してしまう?
環境が変わり、ストレスを感じると体調を崩してしまう子もいます。
強いストレスから下痢になってしまったり、特に飼い主さんに甘えることが好きな子は「分離不安」という心の病気を引き起こしやすくなります。
飼い主さんの存在を感じられないことで、心が不安定になり、鳴き叫んだり、過剰なグルーミングをして自分で自分の毛をむしり取ってしまうのが分離不安の主な症状です。
こうした症状を引き起こさないためにも出来るだけ早く迎えにいってあげることが大切です。
1週間もすれば相当猫にストレスが溜まっている状態なので、できればこのくらいを目安に迎えにいってあげましょう。
また、ペットホテルによって病気の際の対応は様々なので、万が一のときのために信頼できるペットショップを探しておくのも大切なポイントです。
ペットシッターという方法も考えよう!
ペットホテルに預けると毎回強いストレスを感じてしまう子には、ペットシッターさんにお願いをするという方法も考えてあげましょう。
まだまだペットシッターさんの数はそれほど多くありませんが、慣れ親しんだおうちで暮らせるこの方法は、猫の精神的ストレスをグーンと軽減してくれます。
その際に大事なのは、自分の留守中に家に入ってもらうため、信頼できるペットシッターさんを見つけることです。
ペットシッターさんなら、体の弱いシニア猫のお世話も細やかに頼むことができ、飼い主さんも安心して遠出ができます。
近所のボランティアさんや猫好き仲間、ネットの評判なを総合的に判断してよい関係を結べる人をみつけましょう。
まとめ
散歩がいらない猫はお留守番させるのが簡単だと思われがちですが、繊細な心ゆえ、ストレスを溜めてしまいがちです。
ストレス症状は、直後にすぐ出る場合と2~3週間ほど経ってから出る場合がありますのでなかなか見極められないのが難点でもあります。
そんなお留守番を頑張った愛猫ちゃんには、帰宅後に飼い主さんからたくさんの愛情を与えてあげることも忘れないようにしていきたいですね。