回数はどのくらいがベスト!? 意外に悩む猫の餌やりについて
猫を飼い始めたばかりの方が意外に悩む問題といえば、猫へ餌をあげる回数ですよね。
中にはどれくらいあげたらよいのか検討もつかずに、ただただ欲しがるままあげてしまっている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな猫飼い初心者さんのために、猫への餌のあげ方を詳しくご説明致しますので、ぜひ参考にされてみてくださいね!
餌は何回与えるのが正しい?
猫へ餌をあげる回数は、猫の年齢によっても変わってきます。
生後3ヶ月ほどまでは猫にとって成長期になるので、餌をあげる回数を1日に3~4回程度にしてあげるのがおすすめ。
何故なら、子猫のときはまだ胃が小さいので一度にたくさんの餌を食べられないからです。
しかし、生後4~5ヶ月を目安に餌をあげる回数を徐々に減らしていくのも大切になってきます。
大人になっても1日3~4回の餌やりをしていると、肥満猫になってしまう可能性が高くなるからです。
ですので、そうした時期を目安に朝と晩の1日2回の食事スタイルに慣れさせていくようにしましょうね。
そして老猫になったときにも注意が必要になってきます。
猫は7歳以上になると体に老化のサインが現れ、動きも鈍くなってきます。
餌も成猫時代と同じようにガツガツと一気には食べれなくなるので、1日2回だった餌の回数を3~4回に増やしてあげるようにしましょう。
餌の中身も若い頃とは違い、栄養を重視したものを与えるようにしましょう。
市販のキャットフードだけでなく、茹でたササミや細かく砕いた煮干しなどをあげるのもおすすめです。
餌を何度も欲しがる時はどうしたらいいの?
食欲が旺盛な場合はご飯の器が空になるたびにご飯を欲しがる子もいますよね。
子猫のときは活発に動き回るので欲しがるだけ与えてもOKです。
しかし、成猫に対しては欲しがるだけ与えるのはNG。
そんな生活を続けているとたちまち肥満猫になってしまい、病気にかかる確率もグーンとあがってしまいます。
なので、どうしてもご飯を欲しそうにしているときはちょっとしたおやつをあげて気分転換をさせてあげるのもおすすめです。
おやつの中にはカロリーの高いものもあるのであまりたくさんあげすぎないように注意してくださいね。
まとめ
餌の回数を飼い主さんがしっかり管理することは、大切な猫の健康を守る第一歩になります。
一度太らせてしまうとダイエットをさせるのには根気がいるので、まずは標準体重を超えないような食事管理を行ってあげましょう。
ぜひこれを参考におうちでの餌やりをあらためて見直されてみるのもよいかもしれませんね。