信頼している飼い主さんにだけ猫が見せる行動ってなに?
猫はマイペースな性格なので、そっけないと思われがちです。
分かりやすい行動で愛情表現をしないので、「信頼関係が築けているか不安」という人もいるのではないでしょうか。
今回は信頼している飼い主さんにだけ猫が見せる行動をお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お腹を見せて寝る
動物にとってお腹は攻撃されると命に関わる弱点です。
そんな弱点を見せながらスヤスヤと寝ているのは、「ここは安全だ」という認識があるからです。
飼い主さんのことを信頼していないとみられないリラックスポーズだといえます。
そうやって寝ているときは絶対にいきなりお腹を触らないように注意しましょう。
いきなりお腹を触ってしまうと「安心して寝られない」と思い、ストレスを感じてしまいます。
飼い主さんを見てゆっくりまばたきをする
目が合ったときに、猫が飼い主さんを見ながらゆっくりとまばたきをするのは愛情表現のひとつです。
猫同士は「目がずっと合いつづける=ケンカ開始」という認識を持っています。
まばたきをするのは目が合いつづけるのを防いで「敵意はないよ」ということを飼い主さんに伝えているのです。
また、敵意はないという意志の他に「大好きだよ」という感情も込められています。
なので、猫がゆっくりとまばたきをしてきた場合は飼い主さんもまばたきを返してあげるとよいです。
目を閉じたら1~2秒ほど数えて、ゆっくり目を開けましょう。
こうすることで猫に飼い主さんの愛を伝えることができます。
そばによってくる
猫は媚びない動物なので、自分が仲良くしたい人のそばに行きます。
服従関係もなく、家族の中で優劣もつけないので気持ちがそのまま行動に現れます。
猫は嫌いな人や苦手な人のところへは絶対に近づいていきません。
なので、猫がそばに寄ってくるということは信頼関係を築けている証なのです。
猫と信頼関係を築くコツは?
猫と信頼関係を築くコツは、猫の気持ちを尊重することです。
気分が変わりやすい猫は、なかなか飼い主さんの思い道理に行動してくれないことが多いと思います。
しかし、そこで無理強いや強制をすると猫は嫌な気分になり、飼い主さんに対して悪い印象を持ってしまいます。
例えば、抱っこなどをして猫を拘束するときは、猫が嫌がる前にやめてあげることが大切になってきます。
あとは、日々のお世話をしっかりすることが信頼関係を結ぶ大事なポイントです。
特にご飯の時間を楽しみに待っている子は多いので、ご飯と飼い主さんを猫の頭の中で結び付けさせてよいイメージを抱いてもらうと信頼関係を築きやすいですよ。
まとめ
そっけない態度が多い猫ですが、飼い主さんに対してはちゃんと愛情を持っています。
きちんとお世話をしたり、遊んだりしてあげれば猫もそれに応えてくれるはずです。
猫の心を考えながら、適切なスキンシップを図って信頼関係をより固いものにしていきましょうね。