美女? イケメン? 「美人猫」の美の基準とは
テレビや雑誌で見かけるようなモデル猫。
その華やかな姿に目を奪われながらも、あれ? 猫の美の基準って何?なんて考えたことはありませんか?
人間は何をもって美人猫と判断するのか、猫界にも美人の基準があるのか。考察してみましょう。
人間が考える美人猫
どんな猫だって愛嬌があって魅力的。
けれど「美人!」と絶賛したくなるほどの美形猫が存在するのも確かですよね。
どうやら人間目線で見た猫の美しさには、いくつか判断基準となるポイントがあるようなんです。
- アイラインをひいたかのようにパッチリした目
- 顔のパーツが左右対称
- 毛並みが艶やかだったり、柄がはっきりしている
- 均整のとれたスタイル
確かになるほど……と頷きたくなる要素ばかり。 というか、ほとんど人間にもあてはまるような内容ですね。
美人猫が多い品種
どの品種にも秀でた点はあります。
たとえば大きくて丸い目とフワフワの長毛が自慢のペルシャはキャットショーの常連ですし、 飼いやすいことで人気のアメリカンショートヘアーは被毛にくっきりと目立つ柄が印象的、 シャム猫は細くてしなやかなモダンスタイルが自慢です。
ただ、ノーブルな顔立ちは個性が強いため、万人受けしない傾向にあります。
むしろ、万人の目に魅力的にうつるのは雑種だという意見が多いようです。 混血種は、先祖代々の美貌のいいとこどりをしているのでしょうか。うらやましい!
猫界にも美男美女がある?
人間は容姿で美人かどうかを判断していますが、猫界にも美男美女の認識ってあるのでしょうか?
メス猫であれば、よりフェロモンを多く出していればいるほどオス猫にモテるとされています。
ということは、フェロモンも美人の要素のひとつと考えていいものか……疑問です。
他にも『肉球がふかふかしている』『より高くジャンプできる』『ヒゲが長い』……うーん、 猫の気持ちになって想像してみたものの、こればかりは猫に尋ねてみないと答えはわかりません。
ただ、子孫繁栄を第一とする本能に従うのであれば、ケンカが強かったり餌をとるのが得意だったりといった 『種の保存』に有効な特徴があるほど「あのオス猫、ステキ~!」なんて、猫界で評判になる気がします。
最後に
この記事を書くにあたって「美人猫」について調べてみると、出るわ出るわ美人猫たちの大量の写真! 眺めているだけでうっとりため息がこぼれました。はあー眼福。
特に目を惹いたのはオッド・アイの白猫。 色違いのビー玉のような丸い瞳には、ディスプレイ越しでも吸い込まれそうでした。
とはいえ、私含めたどんな飼い主さんだって、「ビジュアルはともかく総合点ではうちの猫の方が美人(かわいい)!」といって決着をつけるもの。
結局みんな我が家の子が一番なんですよね。