雷を怖がる我が家の猫 どう対処したらいい?
突然、雷が鳴った時に怖がってしまう猫ちゃんも多いのではないでしょうか。
そんな姿を見ていると、少しでも安心させてあげたいと飼い主なら誰でも思いますよね。
今回は、猫が雷を怖がる原因とその対処策についてお教えいたしますので、ぜひご家庭で参考にしてみてくださいね。
なぜ猫は雷を怖がるの?
猫は人間よりもはるかに聴力のいい生き物です。
そのため大きな音が苦手だという特徴があります。
特に雷のようにいつ大きな音が鳴るか分からないような状況は苦手です。
多くの猫はこの様にオドオドしてしまったりします。
もともと猫は繊細な生き物なので、突然の大音量に驚いてしまう子が多いのです。
また飼い主さんも雷が苦手な場合は、飼い主さんの感じている「恐怖心」が猫へ伝わってしまい、余計に雷が苦手になってしまう場合もあります。
性格によっても異なる
ラグドールなどの大人しい性格の品種はより怖がりな傾向があります。
そのため、アビシニアンなどの活発な性格の猫よりも雷などの大きな音を苦手だと感じる子は多いのです。
短毛種よりも大人しい長毛種のほうが一般的に怖がりやすいといわれているので、長毛種の飼い主さんは飼い猫のメンタル面を十分にケアしてあげるように心がけましょう。
雷が鳴っても安心できるようにするには?
飼い主さんの温もりで安心させる
抱っこなどのスキンシップが好きな子は雷が鳴った時に飼い主さんが抱きしめてあげるなどして温もりを感じさせてあげるとよいです。
親しみのある飼い主さんの匂いを感じられれば、飼い猫が怖がってパニック状態にならないように防ぐこともできます。
逃げられる場所を用意しておく
怖いと思ったときに猫が逃げられる安全な居場所が必要です。
猫ベッドや箱の中など猫が安心してくつろげる場所を普段から用意しておけば「ここにいれば大丈夫!」と猫自身が思うことができます。
猫の居場所をきちんと用意してあげることは猫の体を守ることにも繋がります。
怖がってパニック状態になった猫は野生の本能から狭い隙間に逃げこもうとします。
子猫などは体か小さいので特に人間が手の届かない場所まで入り込んでしまいがちです。
そうなると、なかなかで出てこなくなった時に飼い主さんも猫自身も大変な思いをしてしまいます。無理やり出そうとすると猫にストレスを与えてしまう可能性もあるので、要注意です。
そうしたトラブルを防ぐためにも、猫にとって居心地のいい場所を用意してあげましょう。
まとめ
猫は性格によっても怖がる度合いが違ってきます。
小さい頃から掃除機の音に慣れている子は、大きな音を体感しても驚かない場合が多いです。
怖がりすぎる性格を避けるために子猫のうちからある程度、音に慣らせておくのもひとつの方法です。
猫の心の健康を守りながら、楽しいペットライフを満喫していきましょうね。