あの猫の性別はどっち? 顔つきや体つきからの見分け方
保護した猫の性別が分からず困った経験、猫好きさんならば一度はあるかと思います。
また、顔つきや体つきなどで性別が分かるものなのかな?と疑問に感じていらっしゃる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
今回は猫の性別の見分け方を詳しくお教え致しますので、ぜひおうちの猫と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。
オスとメスの顔の違い
上はオス猫の動画、下はメス猫の動画になっています。
個体差はありますが、一般的にはこのようにオスのほうがメスよりも顔が大きく、鼻筋が大きい子がほとんどです。
メスは顔の面積が小さい分、目が大きく見え、鋭そうな印象を与えやすいです。
若い頃はスリムな顔立ちをしていても、年齢を重ねるごとにふくよかな顔つきになってくるメスも多いです。
また、一説によれば、顔の大きい子は周りの猫から「強い猫」だと認識されやすいと言われています。
オスとメスの体つきの違い
オスのほうがメスよりも一回りほど大きく、がっしりとした体型になります。
これはオスのほうがメスよりも皮下脂肪が少なく、食欲が旺盛なことが関係しています。
一方、メスは子宮を守るために、その周りの脂肪が分厚くなっていることが多いと言われています。
また、皮下脂肪が多いので、皮膚はオスよりも柔らかい触り心地になります。
オスとメスの歩き方の違い
メス猫のほうがどちらかというと小走りのような感じで「ちょこちょこ」とや早足で歩く子が多いです。
1歩1歩の歩幅がオスよりも狭いのもメス猫ならではです。
対してオス猫は、「ノッシノッシ」という感じでゆっくり堂々と歩く子が多いと言われています。
確実に見分けるなら後ろ姿がオススメ
二匹いれば見分けやすい顔の違いも一匹だけではなかなか分かりずらいものですよね。
また猫の品種によっても個体差があるので、確実にオス・メスを見分けるのならば猫のお尻に注目。
オス猫の場合は睾丸(タマタマ)があります。
しかし、この睾丸は生後2ヶ月ほど経たないと目立たないため、生後間もない子猫の性別を見分けるのは難しい可能性もあります。
また、まれに成長しても片方の睾丸しか出てこず、もう片方はお腹の中に残ったままになる子もいますので、その場合は摘出手術が必要となります。
去勢手術の際に、同時に開腹して摘出してもらわなければならないので、獣医さんによく相談することが大切です。
まとめ
猫の名前を決めるためにも、性別を見分けることは重要になってきます。
もし、判断が付きにくいようでしたら、獣医さんに確認してもらうのもひとつの方法です。
オスとメスでは性格に違いもありますが、お迎えすればどちらも可愛い家族の一員です。
生後6ヶ月を過ぎたらどちらも手術を必ず行い、猫の体を守ってあげるようにしましょうね。