教え方次第で猫だって芸ができちゃうかも!?
芸といえば犬がやるイメージがありますが、最近は猫だって芸ができる子が多いのですよ。
今回はかわった猫の芸や、芸の教え方について詳しくご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
どんな芸が出来る?
猫がする芸にはどんなものがあるか、まとめてみましたので、ぜひご覧ください。
こんなふうに犬が覚える芸をしてくれる猫もいます。 飼い主さんに忠実に従っていてすごいですね!
また、こんなすごい芸をしてくれる子もいます。
本当に歌っていますよね! 猫も楽しんで芸をしているようにも見えますね。
どうやって教えるの?
おすわりの教え方
- 鼻先に猫の好きなものを近づけ、匂いをかがせます。
- 「おすわり」と言いながら、好物をネコの頭の上に持ってきます。
- 猫の顔があがり、おすわりをしたら「いい子だね~。」と褒めて、好物を与えましょう。
これを根気よく続けることが大切です。
お手の教え方
- 猫に好物をあげる時に猫の手を握手するように持ち上げて「お手」と言います。
- お手をしたあとで、好物を与えます。
好物のときだけでなく、ご飯をあげるときに毎回お手をさせるとより早く覚えてくれますよ。
クリッカーを使ってもOK
クリッカーというものを知っていますか? クリッカーとはイルカや犬などの訓練にも使われている道具です。
このようにクリッカーを使ってトレーニングさせることで、芸を覚えることもできます。クリッカーは、ボタンを押すと「カチッ」という音が鳴ります。
その音を鳴らしながら大好物を与え続けると、猫は「音=好物がもらえる」と学習します。
それを何度か繰り返して、猫に音と好物の結び付けをしていくことが基本になります。 その基本がしっかりできるようになったら、猫の前に棒を差し出します。
そうすると猫は習性的に鼻を近づけます。鼻が近づいたらクリッカーを鳴らして好物をあげます。
これを繰り返すと猫は「鼻先を棒に近づければ好物がもらえる」と学習します。それができるようになれば、スティックの動きに合わせて、猫を誘導してみてください。
ちゃんと誘導したとおりに動いたら、クリッカーを鳴らして好物を与えます。
これは芸としてだけでなく、しつけとしても役立ちます。キッチンなどの危険な場所から猫を誘導できるようになれば、猫の体を守ることができるようになりますよ。

By: Omer Unlu
猫は飽きやすい生き物
そうはいっても、猫は犬とは違って飽きやすい生き物です。
また、単独でマイペースに行動するのも猫の特徴のひとつなので、嫌がっていた乗り気でないのに芸をすることを無理強いさせるとストレスになる可能性があります。
一度嫌だと思うと、やってくれなくなってしまうので、猫に芸を教えるときはあくまでも「楽しんで覚えさせる」ということを第一に考えて行ってくださいね。