猫は犬ほど表情が変わらないので、感情が読めないと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、猫の鳴き声は意外にバリュエーションが豊富なのですよ。
今回は鳴き声から分かる猫の感情を教えていきますので、ぜひおうちでチェックしてみてはいかがでしょうか。
猫同士の挨拶は声を使わない
親しい猫同士の挨拶では、声を使わず済まされることがほとんどです。
おたがいの鼻と鼻をくっつけることで相手が誰かを理解して「こんにちは」や「よろしく」といった気持ちを伝えています。
これは人間に対して行われる時もあり、気持ちも猫に対する物と同じで挨拶の意が込められています。
何故鳴くの?
猫が鳴くようになったのは人間とコミュニケーションをとるためだと言われています。
「にゃあ」鳴いたときに偶然自分の要求が叶うと、猫は「鳴くこと=要求が通る」と考えます。
このように飼い主さんに対して、鳴くことで自分の意志を伝えているのです。
また、飼い主さんがたくさん話しかけたりすると、それに応えるように猫もおしゃべりな子になりやすいと言われています。
猫の気持ちを知りたい!
甘えているとき
このように高い声を出して、飼い主さんに体や頭をすりよせて来るときは甘えている証拠です。
「大好きだよ」といった気持ちを全身を使って表現しています。
もっとご機嫌になるとゴロゴロと喉を鳴らす子も多いです。
遊んでほしいとき
このように飼い主さんをじっと見つめながら、猫なで声で鳴くときは遊んでもらいたい時です。
行動的な子は、お気に入りのおもちゃを飼い主さんの元までくわえてきて、遊びを催促することもあります。
ご飯が欲しいとき
お腹がすいていたり、大好物のご飯の時はこうしておねだりします。
何度も高い声で催促し、飼い主さんの足や膝などに手が出てくる子もいます。
ご飯がほしくてたまらないので、どこに行ってもついてくるのも特徴です。
怒っているとき
牙をむき出して「シャー!」や「ウー!」と言っているときは怒っているときです。
知らない猫や仲の悪い猫に対しても、このように唸りながら、威嚇します。
本気で攻撃されてしまうと深いケガを負うので、このように鳴いたときはしつこく構わないように気を付けましょう。
まとめ
このように猫にもきちんと感情があり、鳴き声として出すことで感情を表現しています。
また鳴き声のほかに、しっぽにも猫の感情は現れやすいですので、合わせてチェックしてみるのもオススメです。
猫の気持ちが分かるようになることで、意思疎通ができやすくなり、お世話もしやすくなります。
愛猫にとって一番の理解者になれるよう、頑張っていきましょう。