ケージで猫を飼おうと思っているけれど、ストレスは溜まらないのかな?
そんな疑問をもつ飼い主さんも多いと思います。 今回は猫のケージについて詳しく説明いたしますね。
ケージがあることによるメリット
多頭飼いにとっては便利
アパート暮らしなどをしており、部屋数に限りがある方も、ケージがあれば、慣れるまで新入り猫を隔離しておくことができ、先住猫にも安心して過ごすしてもらえます。
また、猫風邪などに感染した猫を隔離し、健康な猫と接触できないようにすることもできるので非常に便利です。
猫の安全の保障
キッチンで火を使うときや、窓を開けるときなど、脱走やけがの危険性がある時はケージにいてもらうことで猫を守ることができます。
中にちょっとした簡易トイレご飯などを置いておけば長めの時間でも入っていてくれることが多いです。
ケージの選び方
1.最低でも2階建てのもの
猫のケージは犬のものとは違い、縦長の形をしています。猫は高いところが好きなので、最低でも階段のような踏み台が1段はあるものが好ましいです。
2.十分なスペースがあるもの
ちょっとしたトイレやご飯などを置いても、猫が身動きできるスペースがあるくらい広いものを選ぶとケージにいてもらうときのストレスが減ります。
3.ケージの網目が細かいもの
新入り猫を迎えた際、先住猫がケージ越しにちょっかいをかける場合が多く、ごくまれにかみ殺すことがあります。なので、ケージの網目はできれば猫の手がはいらないくらいの細かいものがよいです。
ケ―ジ飼いはOK?
少しの時間ならばケージに入っていてもらうのもよいですが、あまり長い時間だとストレスが溜まる猫がほとんどです。
こんな風に嫌がって「出してー!」と鳴く猫がほとんどです。
なので、ケージで飼うということは出来る限りやめたほうがよいです。
まれに、ペットショップから買った長毛種のおとなしい性格の猫は鳴かずにはいっていてくれることもありますが、その場合もストレスは溜まっている可能性があるので、気を付けましょう。
どのくらいの時間ならいいの?
例えば手が離せない忙しい時間の10分程度や、飼い主さんが夜寝る時など、猫によって我慢できる長さは差があります。 様子を見ていて、鳴きわめくようになら出してあげましょう。
ケージは子猫のうちにならすのがBEST
大人になり、いきなりケージにいれても嫌がる子がほとんどです。ケージは子猫のうちから慣らしておきましょう。
ケージの中におもちゃや好物などを置いて、「ケージ=安心な場所」と思わせるのがポイントです。
最初は短時間から挑戦して、徐々に長い時間入っていても大丈夫な風にしていきましょう。 そうすれば、慣らす過程の時に猫がケージにいてくれる限界の時間も分かるのでオススメです。
猫の気持ちをよく考えて、ケージを活用してあげれば、愛猫との生活がもっと快適になります。 これを機に、ぜひケージの必要性を考えてみてくださいね。