社会人になり、一人暮らしをしはじめると大好きな猫と離れ離れの日々が続きますよね。

そんなときに気になるのが「猫は自分のことをどれくらいで忘れてしまうのだろうか」ということです。

久しぶりに会いに行きたいけれど、そっけない態度をされるのではないかと不安に思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は、猫の記憶力について詳しくお教え致しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

猫は3日で恩を忘れる生き物なの？

実は猫は私たちが思っている以上に記憶力のいい動物なのです。

個体差はもちろんありますが、猫の短期記憶は人間の20倍であるともいわれています。

短期記憶だけでなく、長期記憶もできることが判明しており、猫にとって印象的な物事は一生脳に残ります。

嬉しかったことや楽しかったことが残る場合もありますが、怖かったことや危険だと思ったことはより脳に残りやすいといわれています。

また、人間の幼少期の記憶が3歳ごろなのに対して、猫は生後2～7週間という早い時期からの記憶を覚えている可能性が高いという説もあります。

この時期は猫の社会性の時期で、猫同士でじゃれあったり遊んだりして猫の世界のルールを学んでいく時期です。

他の動物とこの時期に仲良くなれば、その動物を敵とみなさなくなるのもこの時期の記憶が残っているからなのです。

しばらく逢わないと忘れられてしまうの？

猫はすぐに飼い主さんのことを忘れてしまいそうなイメージを持たれていますが、ある程度逢わなくても時々顔を出せば覚えていてくれる場合が多いです。

もちろん個体差はありますが、中には3年逢わなくても飼い主さんのことを覚えていたという子もいます。

同じネコ科のライオンも、子供のときに育ててもらった飼い主さんに大人になってから数年ぶりに再会したら抱きついて喜びを示したなどというケースもあります。

このように多少逢えない日々が続いても、それまでにちゃんと可愛がってあげていたのなら猫は覚えていてくれます。

しかし、久しぶりに逢うと喜びよりも「私のこと置いていったのね！」という拗ねた気持ちを抱く子が多いので、そっけない態度になる場合が多いといわれています。

忘れられていても関係を修復できる

もし、猫に忘れられていても、一緒に遊んだり大好物のおやつをあげたりすることで関係を修復することができます。

特に前によく一緒に遊んだ遊び方で遊んであげると、より思い出しやすくなる場合もあります。

また、今までよりも頻繁に逢いに行ってあげると効果的です。

こまめに逢いに行けば、車などのエンジン音を察知して家でお出迎えしてくれるようにもなりますよ。

By: dougwoods

まとめ

猫は私たち人間が思っているよりもずっと賢くて、優しい生き物です。

特に子猫時代に注いだ愛情は猫もちゃんと覚えていてくれますので、生涯を通しての大切なパートナーになってくれます。

久しぶりに遠く離れた猫に逢いに行こうか迷っている方は、ぜひこれを機にこまめに猫とスキンシップをとるように心がけてみてはいかがでしょうか。