室内飼いの子も外に自由に出られる子も、同じように気になるのが「ノミ」ですよね。
ノミは一度寄生してしまうと完全に駆除するのに時間がかかるため、飼い主さんにとっても猫ちゃんにとっても負担になってしまいますよね。
そんなときに気になるのが、簡単そうなノミ取りの首輪ですが安全なのか不安な方も多いのではないでしょうか。
今回はノミ取りの首輪について詳しくお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ノミ取りの首輪は効果があるの?
ノミ取りの首輪は首周りのノミには多少は効果があります。
しかし、ペットショップなどで売られているノミ取りの首輪はついている薬品が強力ではないので成虫を殺すほどの効果はもっていません。
ノミが嫌がって逃げ出すほどの効果ならありますが、首ではないところへ逃げてしまうので逆効果になってしまう場合があります。
首輪タイプなので、首以外のところには効果がなく、お尻やしっぽなどにノミがいる場合は駆除できないという事実もあります。
つけることによるデメリット
ノミ取りの首輪は薬品がついているので、その臭いを嫌がって猫がストレスを感じてしまう場合があります。
ノミ取りの首輪に使用されているのは、洋服ダンスに入れておく防虫剤と同じ成分である「ピレスロイド系」の殺虫剤だといわれています。
その薬品のせいでノミ取りの首輪を外してみると、首の回りが赤く腫れていることがあります。
そのときにはかゆみも伴うので、余計に猫がイライラしてしまいます。
ノミ対策はどうしたらいいの?
獣医さんのオススメは、ノミ取りの首輪に頼るよりも病院でノミ取りスポットをしてもらうことです。
ノミ取りスポットは効果が1ヶ月持続するので、外に自由に出られる子など特にノミが心配な子1ヶ月に1回ほどしてもらうのがよいです。
室内飼いの子もカーペットなどにノミがいる可能性が高いので、定期的にノミ取りスポットをしてもらうのがオススメです。
ノミ取りスポットは内服薬よりも即効性があり、欠点がないノミ取り対策ともいわれています。

By: Russell Bernice
まとめ
コスパを押さえながら愛猫のノミ対策をしたいと思う方も多いと思います。
そんな方こそ、病院でノミ取りスポットを行うことが一番の最善策といえます。
猫にストレスを感じさせずに、安全にノミ取り対策を行えれば飼い主さんもホッと胸をなでおろすことができるのではないでしょうか。
ぜひこれを機に、一度獣医さんにノミ取り対策を相談されてみてくださいね。