予防策が知りたい! 大事な愛猫を認知症から守る方法とは?
最近では室内飼いが増えてきてこともあり、猫の平均寿命が長くなっていますよね。
それと同時に増えているのが、認知症になる猫です。
認知症を患ってしまうと、猫ちゃん自身はもちろん、飼い主さんも大きな不安を抱えてしまうことになりますよね。
今回はそんな認知症から愛猫を守るための対策法をまとめてみましたので、ぜひ参考にされてみてくださいね。
認知症予防には「食事」「運動」「刺激」!
認知症を予防するために欠かせないのが、「食事」「運動」「刺激」の3つの要素です。
では、これらの要素がどんなふうに認知症予防につながっていくのかを具体的にお教え致しますね。
運動でストレスを軽減させる
室内飼いの猫ちゃんにつきものなのが、「ストレス」です。
命が守られる室内飼いですが、運動不足になりがちなのが欠点でもありますよね。
運動不足になると、猫はストレスを溜めてしまい、自分で自分の体を舐めてはげてしまうという「過剰グルーミング」にもつながることがあります。
また、ストレスから腎臓を悪くして泌尿器系の病気にかかってしまう子も少なくありません。
そうした病気からも猫を守るために飼い主さんは1日に数回、猫と遊んであげるようにしましょう。
猫は1回の遊び時間を長くするよりも、遊びの回数を多くした方が喜ぶ生き物です。
ぜひお気に入りのおもちゃを使って運動をさせることにより、脳を活性化させて認知症予防をしてあげましょう。
食事で必要な栄養素を取り入れる
認知症に効果があると言われているのが「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる成分です。
この成分は、サプリメントで補充することができるので、普段の食事に混ぜて与えてあげることで認知症を予防しましょう。
また、キャットフードの中にもこの成分を含んだものがありますので、サプリメントが苦手な子はそうしたご飯で健康に気を配ってあげるのもいいかもしれませんね。
猫にとって良い刺激を与えよう
認知症は脳や神経系に異常が起きて、引き起こされるものです。
その原因には、普段の日常生活の刺激の少なさが関係しています。
野生の猫は狩りをするときに「どう獲物をしとめようか」と考えることで脳を働かせています。
しかし、飼い猫はご飯を飼い主さんからもらえるため、そうした刺激を味わう必要がありません。
そうなると、脳の思考がストップしてしまい、認知症にかかりやすくなってしまいます。
これは、人間にもいえることですよね。
そうならないためにも、日々の生活の中に猫がハっとする刺激を与えることが大切です。
例えば、キャットタワー越しに鳥や外の風景を見れるようにしたり、おもちゃでハンターの本能を呼び覚ましてあげましょう。
こうすることで、猫は刺激のある生活を送れるようになりますし、認知症の予防にもなります。

By: Jennifer C.
まとめ
長生きにゃんこには避けられない「認知症」の問題は、まだまだ手探り状態なところがたくさんあります。
まずは、認知症にかからせないように若いうちから3つの要素をしっかりと充実させて、猫にとって居心地のいい生活をさせてあげられるように気を配っていきましょうね。