猫なのに毛玉が吐けない!うちの子 大丈夫かな?
猫はすっごくキレイ好きな動物です。一日のうち起きている時間の半分も毛づくろいをしているそうです。
身体を自分でキレイにして偉いなあと思うのですが、舐めとった毛を吐き出すときは少しびっくりしますよね。特に毛の長い猫だと1日1回も吐いたりするそうです。
しかし、なかにはまったく毛玉を吐かない猫もいるようです!猫は毛玉を吐くと思っていた飼い主さんからすると、「うちの子は毛玉を吐かない!もしかしてお腹の中に溜まっているんじゃ!?」なんて心配になる方もいるのではないのでしょうか?
吐かない毛玉はどうなる?
猫が舐めとった毛はお腹の中に溜まって毛玉になりますが、全ての猫が毛玉を吐くわけではありません。毛玉は便からも出ていきます。便の中に毛のかたまりが混ざっていることがあります。なので、一回も吐いたことが無い猫はおそらく便と一緒にでているのでしょう。元気も食欲もあるようでしたら特に心配はいりません。
毛玉を吐かせたいときはどうするか
猫自身が毛玉を吐こうとする様子がないのであれば無理に吐かせる必要はありませんが、「エッエッ」とえずいているのに毛玉を吐かないのを見ているのは飼い主としてツライですよね。
そんなときには「猫草」を使う飼い主さんが多いのではないのでしょうか。猫草を食べると、とげとげとした草が胃を刺激して吐き気を誘発するのです。ただ、すべての猫が猫草をむしゃむしゃ食べてくれるわけではありません。
猫草をたべてくれない猫には、胃の中の毛玉を少しずつ腸に流して便に出すようにするサプリメントを使ってみるのをオススメします。サプリメントなのでネットやペットショップでも購入できます。チューブに入った茶色いペースト状のものがよく使われています。ただし使用量を間違って多くあげすぎると下痢になりやすいので気をつけましょう!
毛玉をよく吐く時は?
猫の毛玉は一年中できます。しかし、特に多く毛玉を吐くのは春から夏にかけての換毛期です。家の中にも抜け毛が多く落ちているこの時期は猫のお腹の中にも毛がたくさんあることになります。他にも高齢の猫は換毛期が長いので飲み込む毛の量もそのぶん多くなります。
そんなときには飼い主さんも毛づくろいを手伝ってあげましょう!ブラシでブラッシングしてあげることで猫のお腹に溜まる毛の量を少なくしてあげることができます。
まとめ
猫は自分でうまく毛玉を身体の外にだします。吐いたり便にだしたり、方法は個体差があります。無理に吐かせる必要はありませんが、吐き渋っている場合は飼い主さんが手伝いをしてあげましょう!