寝ることと同じくらい食べることも好きなのが猫ですよね。 特に去勢・避妊手術を行った後は、性欲がなくなり、食欲旺盛になります。
ついつい甘やかして食べさせてしまった結果、肥満体型になってしまったという方もいると思います。 そんな肥満猫には、ぜひダイエットをさせましょう!
なぜダイエットをさせなければならないの?
1.健康維持のため
太ることで、猫も糖尿病になりやすくなりやすく、心臓や血管にも負担がかかります。
大切な家族だからこそ、1日でも長く健康で長生きしてほしいですよね。
2.ストレスを減らすため
太りすぎた猫は寝てばかりの生活になります。 これは幸せかと思いきや、実は違います。
俊敏な動きができず、体が重くて思うように遊べないことは猫とってストレスになります。
うちの猫は肥満なの? 見極めるポイント
猫のお腹あたりを触って、肋骨の感触がまったくなければ肥満です。 肋骨が少しわかるくらいがBESTです。 肋骨が目立ちすぎる場合は痩せすぎです。
運動によるダイエット方法
1.キャットタワーを活用しよう
走り回るよりも、飛ぶ方がエネルギーを使うので、猫じゃらしなどのおもちゃを使って、キャットタワーを上り下りさせましょう。 猫が好きなおもちゃを把握しておくことが大切です。
2.階段を活用しよう
こちらもおもちゃを使って階段の上り下りをさせましょう。 しかし、運動による猫のダイエットはなかなか難しいもの。肥満猫は、簡単には動いてくれないからです。
食事管理でダイエット
運動よりも簡単にダイエットをさせられるのが食事管理ダイエットの特徴です。 具体的な方法を挙げていきますね。
1.早食い防止グッズを使う
早食いは時には嘔吐の原因にもなります。 早食い防止の容器もたくさん売られているので一度ご覧になってはいかがでしょうか?
また、遊びながら早食い防止できるグッズもあるので、猫も楽しんでごはんが食べれそうですね。
2.食事の回数を多くする
一度にあげるご飯の量を減らして、その分回数を多くします。 例えば1日2回だったご飯を3~4回に増やすことで効果が出ます。
こうすることで猫は満腹感を感じられるのでストレスになりにくいです。
3.置きっぱなしをやめる
ご飯を置きっぱなしにすることは衛生的にもよくありません。 容器の中が少なくなったら足すような食事管理の仕方はやめましょう。
ご飯の時間を決めたほうが、猫もごはんを楽しみに待つようになりますし、「飼い主さん=ご飯をくれる人」と結び付けやすくなるので、懐きやすくもなりますよ。
4.プレミアムフードで対処
値が張りますが、ダイエットフードなどに頼るのもひとつの手です。
種類が豊富なので、獣医さんと相談しながら決めるのもいいかもしれませんね。
まとめ
ダイエットは人も猫もほどほどが大切です。 極端にご飯の量を減らしたり、与えなかったりすると最悪の場合、肝機能不全になる猫もいるので注意してください。