飼い猫が鳴きながらすり寄ってくる姿は見ていてとても可愛いものですよね。
しかしよく注意して聞いてみると、猫の声がかすれているような気がする…。
そう不安になったことはありませんか?
今回は、意外と知らない猫の声について詳しくお教え致しますので、ぜひご覧ください。
鳴き声がかすれる原因はなに?
声変わり
人間と同じように声変わりをする猫もいます。
個体差があり、すべての猫が声変わりをするわけではありません。
メス猫よりもオス猫の方が声変わりをする子が多く、特に去勢手術を済ませたあとや発情期に声が変わる子が多いと言われています。
発情期はどちらかといと図太い声になり、去勢後は高い声になりやすいです。
鳴きすぎ
飼い主さんのことを恋しく思い、鳴き続けたことが原因で声がかすれたり、枯れてしまう子もいます
どこに行っても飼い主さんの後をついて回るような子は寂しがりや性格なので要注意です。
最近では室内飼いの猫が増えてきたため、犬にみられる「分離不安」という心の病気が猫にも見られるようになってきました。
飼い主さんが帰宅したときに毎日声がかすれているようであれば、この病気の可能性がありますので、獣医さんに相談してみてください。
ストレス
猫は繊細な生き物なので、ストレスが溜まると声がかすれたり、出なくなる子もいます。
この場合の主なストレスの原因は「新しい猫をお迎えした」ことや「1匹で過ごす時間が多くなった」などの環境の変化に対するものが多いです。
また、ストレスかによる声のかすれはすぐに症状は出ずに、ストレスのもとになった出来事から1~2週間後に症状が現れることがあるのも特徴です。
ストレスを減らすために飼い主さんが積極的に遊んであげたり、リラックスできる居場所をつくってあげることが大切になってきます。
身体的な病気
体の具合が悪いと声がかすれたり、でなくなったりする子は多いです。
代表的な病気として
- 猫風邪
- 咽頭炎
- 気管虚脱
などが考えられますので、目やにやよだれがみられるなどいつもと違う点があれば、すぐ病院に連れていきましょう。
最後に
もとからハスキーな声の子も中に入ますが、気管が狭くなっているため、そういった声になってしまう子がほとんどです。
猫の鳴き声の変化には、おもわぬ病気が隠れている可能性もあるので、猫の行動と照らし合わせてよく観察することが大切です。
小さな異変も見逃さず、愛猫の健康を管理できる飼い主さんになってきましょうね。