多頭飼いは、喜びも楽しさも倍になる分、一匹ずつの体調管理をしていくのが大変になりがちです。 特に、ダイエットは多頭飼いの方の悩みの種。
一匹の猫だけダイエットさせたくても、なかなか難しいもの…。 多頭飼いのみなさんは、こんな風に同時にご飯をあげることが多いですよね。
けれど、これでは太っている猫がご飯を横取りして、ダイエットにならなさそうと思う方も多いですよね。
今回はそんなお悩みを一緒に解決しましょう。
多頭飼いの具体的なダイエット方法
食べている間、人間が傍で見張る
仲良しの子は、別々にご飯をあげようとしても、横で一緒に並ばないとご飯を食べない子もいますよね。 そんな子たちは、食べ終わるまで人間が見張るのが1番です。
見張ると言っても、ご飯が全部なくなるまで見ていなくてもOK。
20分ほど経っても残っているご飯は、猫にとって「もういらないもの」という場合が多いです。
忙しい朝でも、歯磨きやメイクをしながら見張ることで、飼い主さんの行動も制限されにくいです。
こうすることで、太っている子だけにダイエット用のご飯を与えられますし、横取りも防止できます。
食事の回数を増やす
1回の食事の量を少なくしても、あげる回数を増やせば満腹感を感じるので、ダイエットになります。 これなら、傍で見張る手間も省けて飼い主さんも楽ちんです。
置きエサをやめる
置きエサにしていると、太っている子の方が残りもののご飯を食べてしまうので、より肥満体型になってしまいます。
置きっぱなしにするのをやめて、決まった時間に決まった量をあげて、20分ほど経っても猫が食べない場合は取り上げてください。
こうすることで「いつでもごはんが食べれるわけではない」ということを学びます。
スリムな子はガツガツとごはんを食べてくれるようになり、太っている子はエサの量が決まっているのでそれ以上食べることができない環境づくりができます。
ダイエットはほどほどに
体重が気になるといっても、無理なダイエットは猫の体には毒です。 急激にダイエットをさせると、肝機能障害が起こる場合がありますので、十分に気を付けてください。
また、食べることが楽しみな子は、ダイエットをさせることで、ストレスが溜まってしまうことも多いです。
健康のために良かれと思ってやったダイエットで、病気にさせては元も子もありませんよね。 猫のダイエットは、焦らず、ほどほどに根気よく行うのがBESTです。