兄弟猫は仲良しでいてくれるってホントなの?
小さいときから一緒に育ってきた兄弟猫はお互いがお互いの遊び相手になっていることも多く、そんな愛らしい光景に飼い主さんの心まで癒されることも多いのではないでしょうか。
しかし、兄弟猫=仲良しというイメージがありますが本当に全部の猫がそうなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために兄弟猫の仲の良さについて詳しくご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
兄弟猫だと子供のときからずっと仲良し?
兄弟猫といっても猫の頭の中には「血縁関係」という概念がないので、相手のことを「敵ではない生き物」と認識していることが多いようです。
猫の性格は遺伝のほかに環境によっても変わってくるので同じ親から生まれた子猫同士でもまったく性格が違うというケースもよくあります。
そのため、子供のころから性格が合わずに仲良くなれない兄弟同士も少なくありません。
血縁関係のない猫と兄弟猫だとどっちが相性がいいの?
一見、一緒に育ってきた兄弟猫の方が相性がよさそうに感じますが、これは猫の性格にもよるので血縁関係がなくても兄弟より仲良くなってくれる子もたくさんいます。
猫は人間に対してもそうですが、自分が気に入った相手にしか近づこうとしません。
仲良くしたいかどうかは猫の気持ち次第なので、血のつながりはあまり関係ないといえます。
例えば、メスとメスの姉妹猫よりもメスとオスの血縁関係のない猫同士の方が性別が違うのでうまくいく場合もたくさんあります。
このように血縁関係だけで語れないのが猫の世界の面白いところでもありますね。
兄弟で第三者の猫をいじめたりする?
猫はもともと争い事を好まない生き物ですし、基本的には単独行動をする動物なので群れで第三者の猫をいじめることはあまりしません。
しかし、両方の兄弟猫から嫌われており、兄弟猫同士の仲が非常にいい場合はいじめられないとも言い切れません。
兄弟猫のどちらか一方にでも第三者の猫が好かれていれば、ひどいケンカにはならない場合は多いので、兄弟猫の仲に新入り猫を迎える際は時間をかけて焦らずにゆっくりと慣れさせるように心がけましょうね。

By: Steve Jurvetson
まとめ
猫は自由気ままに見えてちゃんと仲良くしたい相手を観察しながら選んでいます。
相性は性別や年齢によっても変わってくる場合が多いので、兄弟猫の仲に第三者の猫を迎えるときは慎重に行うようにしましょうね。