もっとラクに猫をお風呂に入れたい! そう思う飼い主さんは多いと思います。
どうすればお風呂を嫌がらない猫になってくれるの? 今回はそんな飼い主さんのために、猫をお風呂好きにする方法をお教え致します。
そもそも猫はお風呂が嫌いなの?
お風呂が嫌いというよりも、猫は水が苦手なのでお風呂に入れられるのを嫌がる子が多いです。 猫が水を嫌いな理由は2つあります。
1つは、猫の体は犬と比べると被毛が水を弾きにくいつくりをしているからです。 なので、水に濡れると吸収してしまい、乾きにくいのです。
2つ目の理由は、猫が寒さに弱いことが関係しています。 水に濡れることにより、体が冷えてしまい、体調が悪くなってしまうこともあるからです。
子猫のうちから慣らせよう
子猫のうちからお風呂に慣らせると、大人になってもラクに入れることができます。 なぜ子猫に慣れさせるといいのかを具体的にお教え致しますね。
なにごとも受け入れやすい時期
子猫の時期はなにごとも受け入れやすい時期なので、大人になっても嫌がりやすいこともやらせてくれるのでオススメです。 特に生後2~3ヶ月の時は、社会性を学ぶ大事な時期にでもあり、今後の飼い猫の成長にも影響します。
まだ力が弱い
大人の猫に比べると、まだ力も弱いので、暴れられても抑えることが簡単です。 体も小さいため、抱きかかえるのも楽にでき、スムーズにお風呂にいれられることもメリットのひとつです。
このように小さい頃に、お風呂に繰り返し入れることで「水=怖くないもの」と覚えさせることが重要です。 そうすれば、大人になってもお風呂や水を怖がらない子に育ってくれます。
子猫のお風呂の入れかたは?
子猫は体が小さいので、浴槽にいれると暴れたときに溺れてしまう危険があります。 子猫をお風呂に入れるときは、このように洗面所にぬるま湯を張っていれてあげたほうが安全です。
また、狭いところが好きな性質があるので、洗面所の狭さならいい子でお手入れさせてくれる子も多いですよ。 このときに、子猫の顔にお湯がかからないように気を付けてあげましょう。
いれる際に、飼い主さんが緊張していると猫にも緊張が伝わって不安な気持ちになってしまうので、できるだけリラックスした気持ちでのぞみましょう。
いれている最中も「いい子だね~。」などと、声をかけてあげると飼い主さんの存在も感じられて、より猫も安心しますよ。
まとめ
子猫は寒さに弱く、風邪をひきやすいので、お風呂に入れた後はしっかりと水分をふきとって体を乾かしてあげましょう。 濡れたまま放置すると、風邪の原因にもなります。
猫風邪は抵抗力のない子猫にとっては命取りにもなる病気ですので、飼い主さんの手で守ってあげることが大切です。 トラウマをあたえない丁寧なお世話の仕方で、猫の心をよりハッピーにしていきましょうね。