愛犬のヒゲが白髪に!? 犬の老化現象を知ろう!
犬の毛の色は種類によって様々ですが、実は肌、爪、ひげの色なども犬によって違うのをご存知ですか?
特にひげは顔周りにありため色によって顔の印象が変わります。
しかし、元々黒かったひげがある日気付いたら白くなっていた!というケースもあるのです。
一体どのような理由で白くなってしまうのか、その原因についてまとめました。
老化現象によって、体毛にも変化が!
犬も人間と同じで、老化現象によって体毛が白くなります。
ひげも体毛のひとつですから、ある程度年を取ると他の毛と同じく白髪になってしまうのです。
主に目の周りや口の周りから白髪が増え始めるため、同じタイミングでひげも白く退色していると考えられます。
犬は人間よりも早いスピードで年を取りますので、老化のスピードも人間より早く、どんどん進行していきます。
老化は自然現象であるため白髪自体を気にする必要はありませんが、老化による体の変化には十分注意してあげましょう。
老化の傾向
老化のタイミングは個体差が大きく、犬種や体の大きさによっても違うため一概には言えません。
一般的には約7歳~8歳以降がシニア犬と呼ばれています。
しかし、人間でも白髪の生える量や時期が違うように、すべての犬が同じタイミングで白髪になるというわけではありません。
10歳を越えてようやく少し白くなり始めるという犬もいれば、反対に3歳~4歳でも白くなる場合があります(いわゆる若白髪)
また、人間と同じく遺伝的な要素も大きく関係しているようです。
ストレス性の場合もある!
人間の白髪が増える原因は、加齢や遺伝の他に心因的なものも大きく影響しています。
犬も同じで、極度のストレスを感じた時、まれに白髪が増える事があるようです。
これは老化現象ではなくストレス性であるため、若い犬にも症状が現れるのが特徴です。
問題のない若白髪である可能性もありますが、他にもストレス症状が見られる場合は精神的な原因が考えられます。
改善するためにはストレスを取り除く事が必要となりますので、愛犬の普段の行動をよく観察しストレスの原因を突き止めましょう。
まとめ
老化によってひげが白くなった場合、顔の他の部分にも白髪が見られるなど他の老化現象も徐々に出始めます。
ストレス性である場合も、白いひげが生える頃には他のストレス症状が強く現れているはずです。
そういった他の変化についても観察すると、ひげが白くなった原因も見えてくるでしょう。
ちょっとした変化に気付けるよう、愛犬の顔は毎日たくさん見てあげて下さいね。