「サバトラ」と聞いても、瞬時に毛色を思い浮かべられる人は少ないのではないでしょうか。
名前と毛色があまり一致していないのも、悲しいながらサバトラならではの特徴です。
今回はそんなサバトラの性格について詳しくお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
サバトラってどんな猫?
このように銀色の毛色で縞模様が入っている子を「サバトラ」と呼びます。
この縞模様は白色であることも多く、その場合はシロサバと呼ばれ、サバトラと区別をつけられます。
キジトラとサバトラが混じってよくわからなくなってしまう…という方はサバトラは銀色×黒だと覚えておきましょう。
対してキジトラはこげ茶×黒なので、混ざってしまったときに頭の中で思い出しましょうね。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
サバトラの性格は両極端!
サバトラは以下の2つのタイプに分かれます。
神経質で警戒心が強い
突然の来客や雷などの大きな音に必要以上にびっくりしてしまうのがこのタイプです。
怖がりな面もあるので、その部分を隠そうとあえて強気な態度にでることもあります。
人見知りも激しく、初対面の人には近づこうともしないのがこのタイプの特徴です。
飼い主さん以外には慣れにくいので、信頼関係を築くまでに時間がかかります。
しかし、一度心を開いてくれれば、飼い主さんのいうことを忠実に聞いてくれる子が多いのもこのタイプならではの特徴です。
マイペースなおっとり系
警戒心が強いタイプとは真逆な性格なのがこのタイプです。
人間が大好きで、お客さんが来ると遊んでもらおうと思って自ら近づいていくという度胸も見受けられます。
しかし、マイペースな性格なので抱っこなど拘束されることは苦手なのが多いのも特徴です。
飼い主さんが構いすぎるとほっておいて欲しいと感じてしまい、ストレスを感じてしまうことも少なくありません。
自由な時間を重視する子がサバトラには多いので、気持ちを尊重してあげることが大切になってきます。
おつきあいするためのコツ
サバトラと良い関係を築いていくためには、一人の時間を大切にしてあげることが重要になってきます。
いくら大好きな飼い主さんでも構われすぎるとストレスに感じてしまい、場合によっては過剰グルーミングなどの問題行動にも繋がっていく恐れがあります。
そうならせないためにも、一人でリラックスしている時間は邪魔をしないように気を付けたり、居心地のよい場所をつくってあげるようにしましょう。
まとめ
サバトラはマイペースなので程よい距離感で猫と生活をしたいと思っている方にはぴったりの猫です。
また、好奇心も旺盛なので飼い主さんが積極的におもちゃで遊んであげることでコミュニケーションをとるのもよい方法です。
適度な距離はお互いのストレスフリーのために大切になってくるので、猫行動を見ながら心を読み取れるように努力していきましょうね。